シンボリックセラピーのビギナーコースで「体からのメッセージ」をリーディングするレッスンがあります。

先週ですが、もの凄い歯の痛みに襲われ、びっくりしてかかりつけの歯医者さんで診て頂き、レントゲン写真まで撮っても原因がわかりませんでした。

虫歯ではない事がわかり自宅に帰ると、この痛みはどこから来ているのかじっくり歯の痛みと向き合う事にしたのです。

場所は左の上下で歯なのか歯茎なのか、さっぱりわからない痛みだったのですが、大きく深呼吸しながら痛みを追ってみました。

すると痛みがおこる数日前にもらったメールに原因があることに気が付いたのです!

タロットのクライアントさんで抗がん剤治療を続けている方がいらっしゃるのですが、普段は気丈な方で弱音を吐かないのにその日の治療がもの凄く辛かったこともあって、痛みが辛くて泣いている事を送ってきたのです。

加えて、抗がん剤の治療効果が出てないことをドクターに告げられ、痛みと失望の中にでの救いを求めるメールでした。

これ以上「頑張れ」とも言えず、すぐに返事を返したかったのですが、伝える言葉も見つからず、メールを返せず途方に暮れてました。
いつも来てくれる友人やメールのやり取りをしている友人もパタッと返事がこなくなり、不安になったようです。

その時はシンボリックで連絡がこなくなったという友人の思いを代弁し、私なりの思いを伝えました。

現在は、痛みが落ち着いたこともあり、本人もまた前を向けるようになったようです。
治療効果も少しずつですが、数値にでてきたと明るいメールが届きました。

私の中では冷静に対処したつもりでも、体はショックを受けていたのがよくわかりました。
歯から頭に響き渡る痛みを味わう事で、その方に何もしてあげられない自分が許されるような気になっていたようです。

気持ちの上では、きちんと線を引いているつもりでも、体って本当に正直だとつくづく感じました。