ひかりの輪では、5月1日(水)~5月5日(日)に東京教室でGWセミナーを行います。その期間中に連日、上祐史浩(ひかりの輪代表)講義、東西心理学講義を行います。

 

 すべての講義はネット配信(有料)いたしますので、ご自宅でお気軽にご視聴いただくことができます。東京教室での直接の参加も歓迎しています。
ご興味がある方は下記連絡先までお問合せください。

 

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◆講義日時

5月1日(水)13:00~14:30 第1回上祐史浩講義
5月1日(水)19:30~21:00 第2回上祐史浩講義 

 

5月2日(木)13:00~14:30 第3回上祐代表講義 
5月2日(木)19:30~21:00 第4回上祐史浩講義

 

5月3日(金)13:00~14:30 第5回上祐史浩講義
5月3日(金)19:30~21:00 第1回東西心理学講義 「幸不幸の脳科学・神経伝達物質」前編
 

 

5月4日(土)13:00~14:30 第6回上祐史浩講義 
5月4日(土)19:30~21:00 第2回東西心理学講義 「幸不幸の脳科学・神経伝達物質」後編

 

5月5日(日)13:00~14:30 第7回上祐史浩講義 
5月5日(日)19:30~21:00 第8回上祐史浩講義


◆参加費(講義のみの参加の場合)

上祐史浩義参加費:3000円(資料付き)
東西心理学講義参加費:3000円(資料付き)

 

※参加料金のお支払いは原則前払いとなります(こちらで指定させていただく口座への銀行振込等)。 当日参加を希望される方は担当者にご連絡をいただき、参加の可否をお尋ねください(その場合は、料金は当日のプログラムの開始前のお支払いとなります)

※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

※一部の予定は変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合など)、参加ご希望の場合は、事前に団体の教室・指導員までご確認ください。


◆セミナーの具体的なテーマは、以下の通りです


1.東洋の伝統と現代心理学を組み合わせた瞑想法

 
瞑想は、心の安定と集中をもたらすもので、同時に体の安定と健康、集中力や知性の向上、人間関係の改善をもたらします。ひかりの輪の特徴は、仏教・ヨーガの東洋の伝統的な瞑想と、さまざまな心理学・心理療法を組み合わせた、特定の信仰を必要としない、実践が容易で効果的な瞑想体系の学習にあります。

 第一に、「身体的瞑想」です。体の使い方を整えて心をコントロールし、雑念なく静まった集中した意識状態(瞑想状態)に至るものです。具体的には、姿勢法・体操・呼吸法・発声法・歩行法などによって瞑想状態に至ります。これは、身体心理学や、ヨーガの行法の知見に基づいたもので、どなたでも容易に実践できて即効性があり、現代人に最も向いたタイプの瞑想です。

 第二に、「感覚的瞑想」です。通称「シンボル瞑想」と呼んでいます。私たちの感覚器官を通して、見たり聞いたり唱えたりすると、心が安定するもの(瞑想状態に近づくもの)をシンボルと呼んでいますが(心理学由来の言葉です)、これを活用した瞑想法です。

 ひかりの輪のシンボル瞑想に用いるのは、例えば、①人類普遍のシンボルともいうべき雄大な自然の光景(の写真画像)、②仏教文化の日本人に有効な名高い仏像、仏画・曼荼羅、真言(マントラ)などです。雄大な自然(の写真画像)は、心が静まり広がる効果があり、「Awe(オウ)体験」と呼ばれる科学的な研究によって裏付けられています。仏像・真言などの効果も、深層心理学や身体心理学の専門家・調査研究によって裏付けられています。

 第三に、「心理的瞑想」です。言い換えるならば、仏法のエッセンスを反復学習する瞑想です。例えば、物事をありのままに見て、人の心身の苦しみの原因を取り除き、人生全体にわたった本当の幸福の道に気づくことを説く仏教の思想のエッセンスの瞑想です。

 これは、心理学のマインドフルネスやその源の仏教の禅、初期仏教の四法印・四念処の瞑想に基づいていますが、現代の人に実践しやすいように、ひかりの輪が作ったオリジナル瞑想です。

 さらには、万物を広く愛する、安定した広い心を培う瞑想です。最近の脳科学や心理学は、利他心の重要性を説いており、仏教の慈悲の思想に基づいた瞑想法(四無量心)や、ひかりの輪のオリジナル瞑想法(輪の瞑想)を学習します。

 加えて、セミナーの中では、瞑想に役立つ環境を整えるさまざまな補助ツールを用いて、皆さんの瞑想を助けます。例えば、①仏教の音響(聖音)法具によるサウンドヒーリング、②ネパールなどの仏教の本場で伝統的に用いられてきた瞑想状態に導く効果のある特別なお香(瞑想香)、色彩豊かな各種の仏画・曼荼羅、密教の瞑想補助ツールの金剛杵などの法具などです。さらには、ご希望に応じて、集中的な瞑想実習の機会として「特別瞑想セミナー」も開催します。

2.最新の脳科学・心理学が説く、心・感情の正体とそれをコントロールする術

 

 近年、脳科学や心理学は目覚ましい発展を遂げ、従来は専ら宗教が担当していた心の問題を科学的に解明し始めました。心・感情が生じる仕組み・神経伝達物質とは何か、そして、感情と身体とその健康の深いつながり、さらには、心と体をコントロールする術などについてです。

 こうした最新の科学の見解は、仏教・ヨーガなどの東洋の伝統宗教が説く心身の思想や瞑想などの精神的な訓練とよく合致しています。これらのまさに「古今東西」にわたる心と体の真実と、健康と幸福に関する叡智を、最新の科学的な見解・データでわかりやすく解説します。

 これらは、日常生活の苦しみ・ストレスの解消、心身の健康、人間関係の改善、記憶力・集中力・意志力・願望成就の能力の向上に役立ち、豊かで幸福な人生を送る手助けとなります。また、不安・恐怖、緊張、不眠、怒り・妬み、卑屈・孤独など、日常の心の問題の解消にも役立ちます。

3.ヨーガと最新医学が説く呼吸法や体操の学習:心身の健康・知力の向上

 
心身の健康・安定・免疫力を高めるために、ヨーガや最新の医学が説く呼吸法・体操・姿勢法(座法)・発声法・歩行法・気功法といった身体行法を解説・実習します。心身の健康・長寿・アンチエイジングを助け、記憶力・意志力・集中力・自己実現力を高め、前向きに人生を生き抜く助けとなり、仏教・ヨーガによる悟りの土台を形成することを助けます。

4.東西の心理学・心理療法の学習

 

 さまざまな心理学・心理療法を体系的に学ぶために、「東西心理学総論」を毎月開催してきましたが、今回のセミナーの中でも、わかりやすく、東洋の心理学と仏教・ヨーガの心理学をあわせて学ぶことができます。詳細は、後に詳しく述べます。

5.人生全体を幸福に生きる:長寿社会を生きる新しい人生観

 
今、人生100年といわれる長寿社会が進む一方で、免疫・健康力の不足、老人性うつ・認知症・感情暴走などの精神的な問題が見られ、長いが不安の多い人生後半の問題が出てきています。これに対して、ひかりの輪では、今後の新しい時代のための新たな人間観・幸福観・人生観・社会観を提唱しています。

 それは、最新の医学・心理学・脳科学・人類学などの科学の知見と、縄文以来の日本の和(輪)の思想や、仏教などの伝統の智恵を合わせたものであり、安定した困難にも強い心、健康・長寿、知性・理性の向上、長期的な良い人間関係・調和をもたらすもので、高齢期に至っては、悟りの境地に近い状態(老年的超越)に至ることを助ける生き方であり、幸福が尻上がりとなる人生をもたらすものと自負しています。ぜひ、学んでいただきたいと思います。

6.宗教を含めた人類の歴史を踏まえた、今後に望まれる思想・宗教・政治・社会の変革

 
また、今日、カルト宗教が大きな社会問題になり、さらに昭和・平成の新興宗教のカリスマ教祖が去るなどして、宗教界は激変期を迎えていますが、実は、新興宗教・伝統宗派や、国内外を問わずに、宗教全体が歴史的な変革期にあります。

 更に、日本に限らず中国韓国などでも始めた少子化・人口減少は今後世界的なトレンドとなり、移民による人口増大を前提とした際限のない経済成長とそれよる貧富格差と社会分断という欧米の経済社会システムも早晩行き詰まりを見る可能性があり(いわゆる人口減・経済の定常化による世界の日本化(ジャパニフィケーション)の可能性が指摘されています。

 そうした中で、セミナーの中では、縄文時代までさかのぼって、①日本の原初自然信仰の精神性、②戦争が始まった弥生以降の宗教の変化と社会への影響と神道、仏教、キリスト教などの宗教の誕生、③近年、長寿化に伴う人々の価値観・人生観の激変と社会制度の充実などに伴い、従来型の宗教が急速に衰え、今日の宗教問題が発生していること、④日本の政治・宗教に周期的な変化があることなども学び、今後の21世紀の個々人の幸福、日本と世界の調和・平和のために望まれる新たな個々人の幸福の思想・智恵や、宗教・政治・経済・社会の在り方を展望します。

7.心理学・脳科学が裏付ける仏教の普遍的な思想の智恵

 
仏教や古来の普遍的な道理は、際限のない欲望の追求による幸福は長続きせず、長期的には逆に人を不幸にすることや(苦楽表裏)や、足るを知り、感謝や利他の心を大切にすることが、人生全体にわたって継続的で安定的な幸福をもたらすことを説いてきました。こうして、仏教や古来の普遍的な道理の奥深い価値に関して、それを裏付ける形で近年目覚ましく発展してきた心理学・脳科学・医学などの科学の視線を含めて、改めて深く学びなおして、21世紀の現代社会においてますます重要となる幸福の智恵を培います。 
 

◆講義の形態

 

1.講義にセミナー専用の教本を使用

このセミナーの講義の一部は、セミナー専用の特別教本を読み上げ、上祐代表が口頭で解説を補充する形で行われます。仏教の思想は、一般の方に縁遠く、漢訳の経典は意味が分からず、特に初期仏教の悟りの思想は乏しく、全体的に形骸化しています。ヨーガも商業化され、本場インドの本来のヨーガ伝わっていません。この教本は、皆さんに、初期仏教・大乗仏教・ヨーガの本来の思想の要点を最大限分かりやすく伝えるものと自負します。


2.心理学講義「東西心理学総論:講座」:上祐と山口指導員


・5月3日(金)、5月4日(土)19:30~21:00 テーマ:「幸不幸の脳科学・神経伝達物質」前編・後編

 幸不幸の正体は神経伝達物質の影響だった⁉

 人が幸せを感じているとき、脳内では複数の脳内物質が分泌されています。主なものは、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンなどです。

 ドーパミンは成功、達成の幸せ、セロトニンは安らぎ、安定した心による幸せ、オキシトシンは愛・つながりの幸せ、エンドルフィンはランナーズ・ハイなど極限状態で得られる多幸感を与えます。
 反対に、ノルアドレナリンとコルチゾールの濃度が高まると、危険に備えるよう他の神経系に警告を発したり、恐怖などの情動に関わる記憶を強めたりします。
 
これらの神経物質の多い・少ないが幸不幸にどのように影響するのかを解説し、幸せを感じる神経伝達物質を分泌する方法を提示します。

 
◆お申し込み・お問い合わせ

 

セミナーは、会員・一般の方を問わず、どなたでもご参加いただけます。
参加ご希望の方は、事前に下記までご連絡くださいますようお願い致します。
プログラムなどの詳細をお伝え致します。


◆お気軽にご参加ください

 

本イベントでは、入会勧誘などは一切行っていません。参加料金以外の義務も一切ありません。
ひかりの輪は、入会しなくても学ぶことができ、セミナーの参加者の半数は非会員・一般の方です。
お気軽にご参加下さい。


◆お問い合わせ先

東京本部教室
担当:細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net