第314回『蘇る仏陀の最初の教え:苦しみを滅する四諦・八正道の智恵』(2017年1月15日 大阪 62min)

釈迦牟尼(ゴータマ)が悟って最初の説いた教えが中道・四諦・八正道である。
これを真に理解すれば、現代の人の心を解放する大きな智慧となるが、現代では、長い歴史に埋もれてしまい、その十分正確な理解がなされていないが、この講話は、後に世界宗教となった仏教の正に着火点となったこの歴史的な教えを現代に生き生きと甦らせようとしたものである。


1.中道


快楽主義にも苦行主義にも陥らず、心を静めて、智恵を高め、悟るという基本的な 思想。

2.四諦


1.この世界は苦しみであるが、普通の人は、喜びの裏があり(苦楽表裏)、
人生に生老病死など四苦八苦があり、悟りの境地が真の楽だと知らないため、この真理を悟っていない。
2.苦しみの真の原因は、自分の中の煩悩であるが、普通の人は、他人・社会、自分の環境、生まれ・才能のせいにし、苦しみの原因を理解していない。
3.苦しみを滅することができるが、それは、苦しみの原因は煩悩であり、煩悩を滅することができるからである。
4.煩悩を滅する具体的な道は、八正道である、という思想である。

3.八正道

1.正しい見解、2.正しい考え、3.正しい言葉、4.正しい行動、
5.正しい生業、6.正しい努力、7.正しい思念、8.正しい集中
を培う八つの修行によって、煩悩の原因である無智と無智からくる悪習慣を和らげ、集中した静まった心が、四諦の真理を悟る仏陀の智慧に到達する。




AD