私たちの自己から離れているものを
何か見つけようとしてみてください。
体としての自己から離れたものを探すのではありません。
体は、感じること、見ること、聞くこと、味わうこと、
触ることなどからできているにすぎないのですから。
そうではなく、
私たちの自己、この気づいている現存から離れたものを
探してみてください。
心、体、世界が実際にそういうものとして、
つまり、私たちが想像しているようなものとして
見つかることは決してありません。
そのことをはっきりと理解しましょう。
私たちが知っているのは体験することだけです。
そして、体験することは、
完全に親密に私たちの自己、
気づきとひとつであり、
それからできているのです。
体、心、世界は、
通常考えられているように、幻想です。
しかしそれは、体験も幻想であるということではありません。
体験は現実であり、
その現実とは気づきです。
私たちは
自らが気づきであるということを
親密に知っています。
つまり、
気づきは
それ自身が気づきであることを
親密に知っているのです。
プレゼンス:あらうゆる体験の親密さ・・ルパートスパイラ・・より