さて、前回は、
手術したのちに、
僧帽弁の逆流が止まっておらず、
再手術することになったまででしたね。
ほんと、再手術と聞いてから、
次の手術までは、ちょっと記憶が・・・。
というのも、
寝たきり状態だからです。
食事しては寝て、
起きては食事。
1日3回の利尿剤が注射され、
し尿便でトイレするという感じでした。
毎日ワーファリンを飲んでいたので、
鼻血がでるともう止まらず、
耳鼻科に行って止血をしてもらうという感じです。
気持ち的には完全に落ち込んでしまっていて、
とにかくやる気が出ないし、
ダメなのかな・・・?とネガティブに生きていました。
次の手術の日程は、この日から10日後となり、
さらに気持ちが沈む精神状態でもありました。
手術したとたんに再発って(ー_ー)!!
ほんと、2回目の手術の時は何していたんだろう?
新年ということもあり、
メールやラインとかで連絡が入っては来ていたのですが、
気持ちが全く乗らないので無視していました。
余計な心配をさせたくないし、
また、この状況を説明もしたくない。
人間、落ち込むと考えも最低ですね。
ただ、救いなのは、
子どもたちがいたことでしょう。
書き初めで、下の息子が、
「おとうさん はやく げんきに なってね」
と書いてくれました。
ほんと、死ぬ病気でもないので、
こんなことでへこたれてても仕方がないなぁと思わせてくれました。
また、上の息子は、
「生きる力」
と力強く書いてくれました。
どうも、この言葉は学校からの指示?推薦?のようで、
あまりにタイムリーな言葉ですが、
息子的には、嫌々書かされていたみたいですが。
こんなこともあってか、
2回目の手術のときは、
ちょっと前向きになれた気がします。
ちょうど手術前は誕生日ということもあり、
病院からケーキが出ました。
病院食は甘いものが出てこないので、
久々に砂糖の甘さが感じられました。
そしていよいよ、次回は2回目の手術です。
前日の手術前説明では涙が出ました。
手術自体は全身麻酔で苦しさも何もありません。
目が覚めたときからの苦しみまた耐えなければという事と、
本当は治らないのでは?という不安。
そんな気持ちがぐちゃぐちゃになって苦しみました。
しかし、手術しないと死ぬだけという事で、
結局は受ける以外の選択肢は無いのですが。
2回目の手術以降は次回にまた記憶をたどって書こうかなと思います。