Wet Harvesting of Cranberry (クランベリーの収穫) | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

109日土曜日、New Jersey州南部の村の、Cranberry(クランベリー)の収穫風景を見に行きました。

New Jersey州は、WisconsinMassachusetts州に次ぐCranberryの生産地。日本ではあまり馴染みのない果物ですが、北アメリカでは昔からNative Americanが食用にしてきました。鮮やかな深紅の実は、生食には向かず、主としてお菓子やジャム、ジュースなどに加工されます。なかでも、甘いCranberry Sauceは、アメリカの感謝祭のターキー料理には欠かせない食材です。

Cranberryの収穫方法はとってもユニーク。

ひいのブログ~ニュージャージー日記
収穫前に畑に水を張ります。高さ
10cmほどのクランベリーの木が水没したところで、

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このような機械を畑に走らせて、ツルから実をはずし、

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水面に浮かんだ実を囲い込みながら集め、
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最後に一気に機械で吸い取るのです。まさに一網打尽!

このBogで今日収穫したCranberryは、約65,000ポンド。1ポンド=Cranberry300粒だそうです。だから全部で・・・

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広大な湿原と化した
Cranberry Bog(クランベリー畑)一面に赤い実がキラキラと広がっている様は壮観です。

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ここ
NJDouble Trouble Villageでは、1860年代からCranberryの生産が始まりました。当初はDry Harvest(畑に水をはらず、ツルから実を手で摘み取っていく収穫方法)だったそうですが、あまりに人手と時間がかかるので、現在のようなWet Harvestに変わっていったそうです。
ひいのブログ~ニュージャージー日記
この赤シャツのおじさんは
16歳でこの収穫作業を始め、もう何十年も働いているのだとか。これからも毎年、この美しい収穫風景を見れますように!