7城目  No.39岐阜城(2009年1月31日登城) | 城めぐりん

7城目  No.39岐阜城(2009年1月31日登城)

(※ 写真は再訪時のものも含まれています。)


 戦国時代、斎藤道三が稲葉山城と城下を整備、それを織田信長が攻め落とし、岐阜城と改め、山頂に居住屋敷、山麓に居館を設け、居城として整備した。関ヶ原の戦いでは、織田秀信が西軍に味方し、その前哨戦で敗れたため、慶長6年(1601)、家康により廃城とされた。

 現在、山上に建っているのは、昭和31年(1956)に建てられた三重四階の模擬天守。


 JR岐阜駅からバスに乗って、岐阜公園歴史博物館前で下車。そこから金華山頂を見上げると、模擬天守の姿が見える。


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 岐阜公園の中へ入り、ロープウェイ乗り場へと向う。本来なら歩いて登城すべきなのだが、ズルをしてロープウェイで山上を目指す。

 山頂駅までは3分ほどで到着。駅を出て右手にはリス村がある。天下第一の門を通り、山頂を目指して登っていく。


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 上格子門跡、馬場跡と進み、二の丸門を過ぎると、模擬天守の姿が見える。


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 ロープウェイの駅から7~8分で天守の下へ到着。実は、観光目的で岐阜城の天守が再建されたのは明治時代とのこと。もちろん日本で最初。その天守が、昭和18年(1943)に焼失し、昭和31年(1956)に現在の天守が再建されたとのことである。天守台には、新しく積まれた石垣の下に当時の石垣が今も残っている。


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 入場券を購入して、天守へ入る。中は史料展示室となっており、最上階は展望台として、眼下を流れる長良川や濃尾平野の壮大な眺望を楽しむことができる。また、期間限定でパノラマ夜景も楽しめるとのことである。


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 天守を出て、左の方へ行くと、隅櫓の姿をした岐阜城資料館があり、城関係の資料等が陳列されている。

 帰りは二の丸門まで、行きとは違う道を通る。途中、右手に軍用井戸を見ることができる。


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 下りも時間の関係でロープウェイを使う。山麓駅に隣接して、織田信長公居館跡の発掘が続けられており、冠木門や虎口の土塁が復元されている。


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 その後、公園内にある岐阜市歴史博物館の展示を見学してから、バスで岐阜駅へと戻る。



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 (再訪時の記録 岐阜城その2は こちら