「第4回ポストマンライブ~ラディッシュ・聖地巡礼編~」 | 樋口了一オフィシャルブログ「ポストマンライブ日記」Powered by Ameba

「第4回ポストマンライブ~ラディッシュ・聖地巡礼編~」

「第4回ポストマンライブ~ラディッシュ・聖地巡礼編~」



皆さんこんにちは。



ポストマンライブ事務局、宣伝マンKです。



前回はスタッフHがレポートを書きましたが



このブログは「ポストマンライブに同行したスタッフがレポートを書く」という



勝手なルールを作りました。



今後も色んなレポートをお楽しみに下さい。









さて、先日の3月21日に「第4回ポストマンライブ」を名古屋にて行ってまいりました。



今回はその模様をレポートいたします。





樋口了一『ポストマンライブ日記』



「鶴舞のラディッシュに行ってください!」



我々は、CBCラジオの「グリーンライブ」を終えて、今回のポストマンライブの場所「鶴舞にあるラディッシュという喫茶店」に向かった。



「え?何?、、、、、、、“ラディック”?ちょっと無線で聞いてみるわ。あ~もしもし鶴舞のねえ“ラディック”教えてもらえる」



我々は「聖地」に行こうとしてるのに、名古屋のドライバーさんは知らんのか?



などと心で軽く突っ込みを入れつつ



何とか「ラディッシュ」に到着。



すでにお店の前には人が溢れ、ただならぬ雰囲気を醸し出してた。



「なんだ?ここで何やんだべか?ライブでもやるんだべか?」



ドライバーさんもただならぬ雰囲気を感じたようだ。




樋口了一『ポストマンライブ日記』



去年、樋口さんが名古屋にキャンペーンに行った時、その足で「かあちゃん」に会いに行くと言い、その喫茶店に立ち寄り



「今度ライブをやるという」約束をしてきた。



僕はその時その喫茶店「ラディッシュ」に行けなかった。



そして、そのお店になぜ樋口さんが顔を出すのかも良く理解していなかった。



一応、カミングアウトしておきます。



僕は、樋口さんの宣伝担当をしていながら



「水曜どうでしょう」のことに詳しくない。



これはファンの方に申し訳ないかもしれませんが、、、、



すいません。



だから、樋口さんと会話していて時折出てくる



「竹田の姫だるま」とか



「深夜バス」とか



「ラディッシュ」というものがファンの方の間でどういうものか、どういう存在なのかあまりピンときていなかった。



もちろん、樋口さんに話は教えてもらうわけだが



自分が体感したり、見ていないわけだからしょうがない。



今回「ラディッシュ」でライブをやってくると会社で発表したら、何人かの社員の人が「え!ラディッシュでライブやるんですか!すごーい!」なんて言ってるのを聞いて



「へぇ~そんな有名なんだ」なんて思っていた。






樋口了一『ポストマンライブ日記』

すいません。。。。




さて、店内に我々一行が到着すると、すでにお客様が多数いらっしゃっていて大混雑状態。



さあ、どうしたもんか?と考えていると一人のお母さんが仕切り始めた。



お客さんはその人の言うことを聞いて店内の食器を自分で片付けたり



テーブルを動かしてライブが出来る会場を作り始めた。



そのお母さんが僕にこっそりと



「みんなねえ、この子達ねえ、私の言うこと聞くのよ!えへへへ!」と言った。



この人が「かあちゃん」こと



「水曜どうでしょう」番組ディレクター藤村さんのかあちゃんだった。


樋口了一『ポストマンライブ日記』


写真は、去年樋口さんが「手紙」を発売した時に来た時の写真で、店内に飾られていたものです。





その「かあちゃん」と呼ばれる人は



本当に「元気」で、「明るく」て、「年配の人や子供に優しく」て



何しろ



「あったかい」人だった。






予定の17:30より、お客様が多数集まられたので30分早く17:00から



「第1部」と称して急遽ライブをスタート。



サポートの森竹忠太郎さんの歌で何とか繋いでもらって



いよいよ「ポストマンライブ」開始!



マイクもスピーカーもない本当のアンプラグドライブ。



「HOW」、そして「朝花」を歌って








「手紙~親愛なる子供たちへ~」







樋口さんは「ここにこの曲を届けたかった」と言っていた。



「ここにいる皆さんそれぞれの親子の物語を想像して聞いてください」と言っていた。









「親子の物語」



ここにいるお客さん



そして







藤村ディレクターと







かあちゃん。









「手紙」を歌い終わった後、お客さん皆が泣いてくれた。



横にいたかあちゃんも








泣いていた。








最後はあの曲「1/6の夢旅人2002」を店内でお客さん全員と大合唱。



座って歌っていた樋口さんを立たせたのは



なんと!かあちゃん。



2番から立たせて盛り上げるところがなんとも素晴らしい演出。



気がつけば樋口さんの横で一緒に手拍子で



笑顔で



楽しそうに盛り上がっていた。



「世界中を僕らの~」


「名古屋中を僕らの~」


「ラディッシュ中を僕らの~」





「藤村かあちゃんありがとう~」


『藤村かあちゃんありがとう~』



最後のコールアンドレスポンスで、みんなで「ありがとう」と言ったら



かあちゃんは照れくさそうにしていた。


樋口了一『ポストマンライブ日記』






樋口さんは「手紙」について



「この曲は必要とされる人のもとに自ら歩いていく曲」と言っている。



だから、「ポストマンライブ」という企画を始めて



呼ばれた場所に行ってライブをやっている。



僕は、「水曜どうでしょう」に詳しくはないが



この「ポストマンライブ」は



「サイコロの旅」にヒントを得て始めた企画だ。



ライブや、コンサートは会場にお客さんに来てもらう。



その逆がしたかった。



それは「旅」というものを、自分の意思ではなくサイコロの目にゆだねるということと同じだと思った。



だから、行き先で「水曜どうでしょう」のようにドラマや、素晴らしい人達との出会いがあると思っていた。



この「ポストマンライブ」の企画を考えた時、樋口さんは二つ返事でOKしてくれた。



樋口さんも






「一生どうでしょう」している人なのである。






僕らが3月21日に、この「ラディッシュ」でライブをやった日に



NHKの特番に






藤村ディレクターが出演していた。



僕らをかあちゃんが車で送ってくれた後



「子供たちが待ってるもんで、私は先に失礼します」と言って帰っていった。









後で話を聞くと



お店に戻り、お客さん



すなわち



子供達と一緒に



自分の息子が出演している



NHKの放送を見たそうだ。



樋口了一『ポストマンライブ日記』









僕は音楽の仕事をしているので色んなアーティストと話す機会がある。



そんなアーティストたちがよく言うことがある。











「いや~一番の親孝行は“NHK”に出ることだよ!どんな田舎でもどこでも見れるからね!」


樋口了一『ポストマンライブ日記』


2009年3月21日



息子が始めてNHKの全国ネットに出演した日に



僕らはその“かあちゃん”の前でライブをやりました。







■依頼者の“藤村かあちゃん”からのメッセージ

「今日は本当に、みんなで一つになれた気がします。本当に感謝しています!」



樋口了一『ポストマンライブ日記』


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