リトルワールド エアリアルサーカス

犬山にあるリトルワールドに、いい歳して行って来ました。

行ってみると、意外と面白いんですって。

おまけに、「びっくりクーポン」って言うのがあるんですけど、

これ使うと、入場料が5割引き、バス・電車の往復運賃が3割引きで、

「名鉄、ホントに大丈夫？」って、

こっちが心配しちゃうくらいに安くなるんですよ。

それでですね、そのクーポンを使って行って来たわけなんですけど、

やっぱ平日だけあって、恐ろしく人が少なかったです。

遠足の小学生達が来てたんですけど、

もし彼らが来ていなかったと思うと、今でもゾッとして眠れません。

小学生を除けば、犬をベビーカーに乗せた ちょっと頭のイカれた風の人や、

自分と同じくらいの大きさのテディベアを持ったアブナイ感じの人など、

目を合わすとヤバそうな人たちばかりでした。

平日のリトルワールドって、何かのリハビリのために開放されてるのかしら？

話をサーカスに戻しますと、

リトルワールドってとこは、実は野外博物館なわけなんですけど、

何故か、年に3、4回くらい、どっかの国の謎のサーカス団がやってくるんですよ。

サーカス団って言っても、いつも7、8人くらいなんですけどね・・・。

で、実は私達夫婦、このこじんまりしたサーカスの大ファンで、

サーカスがリトルワールドに来るたびに、行ってるわけなんですよ。

「今回は、どこの国のサーカスかなぁ？」

なんて思いながらね。

で、今回はウクライナの「エアリアルサーカス」。

いつも通り司会のお姉さんが、このサーカス団を紹介してくれるわけなんですけど、

何か説明が、ちょっと大袈裟なの。

小学生が たくさんいるからなのか。

だっていきなり、

「人類は空を飛ぶことに・・・、憧れ続けてきました・・・」

から始まるんですもの。

それでですよ、

「そして、とうとう・・・空を征服した者達が現れました・・・」

とか、真顔で言ってんですよ。

このステージの天井すら、そんなに高くないのに・・・。

それなのに もう空まで克服した気分でいやがるんですよ。

こういう驕った考えの人たちには、もっと現実を見つめ直してもらいたいものですね。

そんなんじゃ いつかケガするよ！ホントに！

で、見てみるんですけど、やっぱ大したことないんですよ。

他の人はどうか知りませんけど 私達夫婦、ここで10回以上 色んなサーカス団を見てきた、

言わばツワモノですから。

その4つの曇りなき眼は、決して節穴ではないですからね。

他の人の目は騙せても、我々2人の目は騙せません。

地元じゃ負けなし、「タカの目の夫婦」って言われてますから。

　

技一つ一つが何て言うんですかねぇ、ヌルイんですよ。

まさしく、「温水洋一」状態なんですよ。

こういう時、頼りになるのがクラウン（ピエロ)なんですけど、
このクラウンもグダグダで、やる事 為す事 会場が、

「・・・？？？」

って、こんな雰囲気になっちゃうんですよ。

もうホントに逆効果満点！

もうこうなると、どうしようもないですね。

辛口評価で有名な 私の評価は、10段階の2です。

もし行く予定の人がいるなら、キャンセルして下さい。

悪い事言わないから、モンキーパークか明治村に行きなさい。
　

まぁサーカスは、見る価値無かったんですけど、

リトルワールドの楽しみは、サーカスだけじゃありませんからね。

そこには、世界の食が集まってるわけなんですよ。

おまけに今は、「ミート・ザ・ワールド 世界の肉料理」ってイベントやってるらしいんですよ。

「肉の祭典｣ですよ。ワクワクしません？

で、日本代表の肉、「米沢牛」がある「山形 月山山麓の家」に早速行ったわけなんですよ。

でもね、店閉まってるんですよ・・・。

正確に言うと、いつもの「力こんにゃく」の店はやってるんですけど、

「米沢牛」の店は、閉まってんの・・・。

何でかなぁって思いましてね、チラシをよくよく見てみたらですよ、

イベント期間の横に小さい字で、

「 ・・・ の 土 日 祝 」

って、オイ！オイ！オイ！

ちょっと汚ねーんじゃねーのかい、リトルワールドさんよぉ！

そいつは、アコギ過ぎるってもんだぜ・・・。

犬山くんだりまで来て、サーカスがコケて、肉も食べれないんじゃ、

今日は一日、何してたか分からないじゃない！

もう！基本的なことだけど言うぞ！

耳の穴かっぽじいて、よく聞けよ！

・ 先ず、ジジイでも読めるように、字は大きく書け！

・ 平日も休日も入場料 一緒なんだから、平日でもイベントの店を開けろ！

・ イベントの店を休むなら、平日は思い切って無料開放しろ！

ホント、あんまりムカついたんで、

すれ違う小学生一人一人を、物凄い目で睨みつけてやりましたよ。

2、3人は、間違いなくチビッてましたね。

で、仕方なくいつも通り、台湾で炒飯と小龍包を食べ、

ドイツでソーセージを食べてビール飲んで周りましたよ。

美味しいんですけど、情緒ある美しい日本語で言うと、トホホですよ。

皆さんも、気を付けて下さいよ。

世の中のチラシには、大きい字で書いてあることよりも、

小さい字で書いてあることのほうが遥かに重要だって事が、間々あるんですからね。

今は、そういう世の中なんですから。