結婚式
先週末結婚しました。
今までブログではほとんどプライベートのことは触れず、顔もまったく公開してませんでしたが、一生に一度の特別なイベントということで、結婚式の様子を公開します!!
5月19日、イギリス南部のボーンマスという街で結婚式を挙げました。
この地は私にとって思い出の場所。イギリスに二度目に来たときに2年弱滞在しました。
ここで、語学学校に通い、バイトをしながら、就職活動もしました。
もちろん、彼と出会ったのもボーンマス。
もう、3年以上も前のことです。
イギリスの結婚式にはいくつか種類があります。
チャーチウェディング。それからシビルウェディング。
シビルウェディングも、レジスターオフィス(市役所みたいなところ)でやるのと、ライセンスを持っているホテルでやるもの。私は後者のほうでした。
チャーチウェディングにも少し、憧れがありましたが、チャーチでやる場合は、式の6週間前から、毎週日曜日、牧師さんの話を聞きに行かなければ行けません。今住んでいるところからボーンマスまでは車で2時間弱。
仕事もしてるし、とても毎週通うなんて、ムリ。
ということで、ホテルウェディングでした。
ホテルの部屋でも、レッドカーペットが敷かれていて、一応バージンロード。父と手をつないで歩くなんて、小さい頃以来。
ドレスの裾が絡まって、歩きづらかった。
しかも、沢山のゲストに囲まれて緊張。
この後、レジストラーの前で、誓約をします。日本みたいに、はい、誓います。
って言うだけじゃなくて、レジストラーの言葉を全て繰り返して読みます。
英語だし、かなり緊張してたし、長いしで、かみまくりでした。。
その後書類にサイン。日本での入籍のような書類です。
これで晴れて夫婦と認められるわけです。
サインが終わって、両家の家族、ブライドメイド、ベストマンと一緒に写真をとりました。
新郎のひざに座ってるのは、姪っ子。
ブライドメイドとして、指輪を運んでくれたのですが、お疲れだったみたいで、ゴネ気味でした。
その後は庭に出て、コンフェッティー(フラワーシャワー)を浴びました。
実はこのフラワーシャワー、自分で作ったんです。お店でもいろいろ売っているのですが、50人分のコンフェッティーを用意するのは大変。
そして、私の大好きなブルーを使いたい。ということもあり、ハート型の切り抜き器を買って、ブルーの紙でひたすらくりぬきました。とても大変だったんです。この作業、、、。
最近日本では、ブーケプルズが主流みたいですが、私は後ろ向きに投げました!
が、勢い余って、みんながいるところよりもだいぶ後ろに落ちてしまった、、、。
結局拾い上げたのは、ネリー。
彼女は、来月結婚式が決まってます。
やっぱり次に結婚する人が捕る運命なのかな??
ホテルからクリフトップまでは歩いて3分ほど。
風は強かったけど、とってもいいお天気で、海沿いで写真撮影することができました。
その後はホテルの庭で写真撮影。
上は職場の同僚達ととりました。
みんな、ワザワザ足を運んでくれて、感謝です。
それから和装のテディベアは、日本の友達からの手作りプレゼントです。
イギリスまで来れないからと、わざわざ実家まで届けにきてくれました。
その後、レセプション。
日本の披露宴です。
イギリスでは、普通に、3コースミールを食べて、ベストマンがスピーチして、終了。となるのですが、私は少しでも日本の結婚式を取り入れたかった。
ブライドメイドをやってくれた友達がピアノを弾いてくれました。
私のリクエスト、ノッティングヒルの恋人のテーマの「SHE」です。
私がイギリスに来て、ちょっとしたときに、テレビでこの映画をやっていました。
もちろん英語で、ほとんど意味がわからず。帰る頃までにはきっときっちり聞き取れるようにがんばろう!なんて思って、ビデオも買って、何度もみました。
今じゃ、セリフが言えちゃうほどです。
とにかく、この曲を聴くと、そのときの思い出がよみがえってきます。
ケーキカット。
イギリスのウェディングケーキは普通、お酒のいっぱい入っているフルーツケーキにマジパンがコーティングしてある、硬いもの。でも、私はマジパンもお酒もきらい。
日本のウェディングケーキをみんなにも食べてもらいたい!!
ということで、探しました。スポンジフルーツケーキを作ってくれるお店。
あ、ここでひとつ。
イギリスの結婚式は、日本のようにパッケージではありません。
なので、ホテルを予約しても、ホテルがしてくれるのは会場セッティングと、料理だけ。
ケーキも、フォトグラファーも、ブーケも、ドレスも、全て自分達で用意しないといけません。
だから本当に結婚式前は忙しくて、走り回ってました。。。
でも、日本式のケーキが食べれて大満足。
その後またまたお決まりですが、両親への感謝の手紙。
もちろん日本語で読みました。
緊張していたのと、いろいろな思いがこみ上げて、途中、涙が出ましたが、何とか読み上げました。
後から聞いた話ですが、このとき、イギリス人のゲストたちも、何を言っているのかわからなくても、感情が伝わったらしく、涙したそうです。
その後、とても大きなサプライズが!!
実はこの手紙の後に父が立ち上がって、英語でスピーチを始めたのです。
全然予想外の出来事。
前に、英語でスピーチできる??なんて冗談で聞いたら、ぜったムリ。なんて言っていたのに、突然のことで私はびっくり。
あんちょこもなく、流暢とはいえないけど、しっかりとした英語でスピーチしてくれました。
これにはゲストの皆さんも、とっても感激したようです。
ありがとう。お父さん。
で、最後に、ゲストと共に、I say a little prayer を歌いました。
これは私のリクエスト。
ジュリアロバーツの10年ぐらい前の映画、マイベストフレンドウェディングの1シーンで、親戚と一緒にみんながこの歌を歌っているのが、とっても好きで、いつか自分の結婚式でもやりたい!と思ってました。
招待状発送の時に、歌詞カードを一緒に同封して、みんなに予告。
映画まで見てきてくれた人もいました。
会場は盛り上がってました???
この披露宴、約、4時間弱。
日本では考えられない長さでした。でも、本当に楽しかった。
この後、イブニングパーティーに突入しました。
長くなったので。イブニングパーティーのことは、また次回書きます。
明日からバルセロナへ行って来ます!!