今日のブログは、昨日に引き続き、
先週末の土曜日に行ってきた
和歌山県東牟婁郡北山村の
”観光筏下り”についてです。
http://kankou.vill.kitayama.wakayama.jp/ikada/
”筏専用バス”で約15分かけて、
筏下り乗り場の”オトノリ”まで
連れて行ってもらい、
そこからいよいよ乗船です。
私たちは、3つある筏のうち、
先発隊となり”1号筏”に乗りました。
杉の丸太を8本使って組まれた
筏の一つ一つが”一床”と呼ばれ、
1つの筏につき最大6人が乗り、
その筏が連なっています。
最大では、7つらしいのですが、
この日は4つまで連なってました。
さあ、いよいよ出発です。
ちなみに、
私たち4人は最後尾の筏で、
私が一番後ろの席になりました。
スタート早々、流れが激しい場所
に入っていきます。
筏の上まではもちろんのこと、
股のところまで水をかぶりました。
さて、この”観光筏下り”ですが、
こんな風に、周囲のキレイな
景色を楽しむことができます。
あいにく、
先週の台風による増水の影響で、
普段ならばもう少し透明度のある
川の水は、まだ濁ったままで、
それがちょっと残念でした。
また、この筏下りでは、
”筏師(イカダシ)”と呼ばれる方が、
見事な櫂さばきと、
要所ごとに岩に付けてある綱を使い、
筏を岩壁に当てないように、
すすめていきます。
これが、
”落ちそうで落ちない岩”らしいです。
約1時間10分の行程ですが、
その中で、流れが激しい箇所は、
9箇所程ありますが、
それ以外は、筏師の櫂さばきで、
ゆっくりと進んでいきます。
ちなみに、なだらかな流れの時は
座って楽しめるようになってます。
そして、
激しい流れが長く続くポイントに
さしかかりました。
激流ポイントでの写真撮影は、
危ないのでできるだけ控えるように
言われていましたが、
踏ん張りながら写真を撮りました。
激流を乗り越えた後を振り返ると
こんな感じでした。
その後、穏やかな流れが続くときに
筏師の方といろいろ話をし、
櫂(カイ)も持たせていただきました。
さて、この”観光筏下り”ですが、
もともとは北山村の物流手段として
古くから使用していたもので、
その伝統産業でもある”筏流し”を
今に残そうと、
1979年に、”観光筏下り”として
始められたそうです。
そして、
この”筏下り”を体験できるのは
ここ北山村だけなんだそうです。
毎年5月から9月までの時期に
体験できるようですが、
8月の真夏の時期には、
一見涼しそうで良さそうですが、
緩やかな流れのところでは、
日差しが強く感じられるので、
暑さ対策も必要かも。
そうこう言っているうちに、
私たちが乗った筏は、
降り場地点に到着しました。
率直な感想ですが、
もう少し激流ポイントが多ければ
スリルがあって楽しいのでしょうが
筏師の方々が汗をかきながら
一生懸命に筏を操縦している姿や、
自然豊かな景色を、ゆっくりと
楽しむこともできるので、
一度は体験してみるのもいいかも。
到着後は、
行きと同じく”筏専用バス”に乗り、
自動車を駐車している
北山村観光センターに移動します。
バスに乗ると、この二人はすぐに、
筏下りの夢をみていました。
北山村観光センターに戻ると、
私たちを撮影した記念写真が
飾られていました。
(購入は、1枚1,000円でした)
その後、併設する温泉施設で、
ゆっくりと汗と疲れを流しました。
(利用料は、大人600円)
入浴後は、北山村の特産品である
”じゃばら”を使ったドリンクを
2種類とも一気に飲み干しました。
そして、同じく、
敷地内にあるお土産物屋さんの
”じゃばら屋”で、お土産品を
物色しました。
その後、
帰阪の途に付きましたが、
山道での運転も多かったので、
結構疲れました・・・。
晩御飯は、奈良県内(大和郡山)の
人気ラーメン店を探しましたが、
大行列や改装中だったりで、
ようやく、食事にありつけたのは、
夜の8時ごろでした。
このラーメン店のご紹介は、
後日のブログにて。
ということで、”筏下り”という、
なかなか経験できないことができ、
楽しかったのですが、
今回遊びに行った
和歌山県北山村の近くには、
吊り橋で有名な十津川村や、
世界遺産で有名になった
熊野古道もあるので、
日帰りよりも、
1泊旅行で行くのがオススメかも。