カーナビを過信すると | よかばい2010

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外資系証券 - 商品開発兼営業担当 - の私が「ほぼ日」で配信している海外マーケットレポートの、最後部の味付けとして書いているオマケコラム部分をブログ化したものです。

個人的には地図を眺めるのが大好きな内気な少年なので、どこか初めての場所に行くときもたいていは前日に家で地図を眺めて、それを頭にインプットしてからくるまで出かけているので、カーナビはあんまり使わない。ごくごくたまに、事前に確認する時間が無かったときとか、またはかつてゴルフをがんばっていたころに、早朝初めてのゴルフ場に行くときなどに活用していた。ちなみに、ゴルフは一時ハマってやっていたが、一向に上達せず、結果周りから「引退勧告」をされるという辱めを受けてしまい、やらなくなってしまいました。


ただ、カーナビは当然地図がアップデートされていないといけないわけで、ゴルフ場が点在する千葉県あたりは結構新しい道路などもここ数年できていたりして、最適・最短なルートから外れてしまうことがあったり、はたまたなぜかカーナビはたまにお馬鹿さんになることがままあって、非常に遠回りをさせられたり、一般道沿いの目的地なのに高速に乗せられたり、もしくは高速と一般道が重なっている道(立体高架の高速の下に一般道)などでは、一般道で走っているのにカーナビでは高速の上にいたり(その逆も)、と、最後のやつはまあ位置情報的に間違えるのもしょうがないかもだが、やはり完璧ではないようだ。


欧州では、英国の老夫婦が欧州旅行中、ドイツ内でナビを信じて教会に激突してしまったというニュースが。年金生活をしているこの英国人夫婦、車での欧州横断旅行中にドイツ南部、オーストリアとの国境近くをドライブ中、道がない場所にもかかわらず右折の指示が。ナビが言っているからと迷わず右折、村の教会に突進して車は大破、幸い夫婦は軽症で住んだ模様だが、教会は基礎部分が壊れ、かつ衝撃で壁から絵画が落下したこともあり、被害額は25000ユーロにもなったという。さて、この原因は、1.ナビがだめ、2.老夫婦が自分で判断すべきだった、3.教会がそこにあったのが悪い、4.壁に絵画をかけてはいけない、のうち、どれでしょう??