家族で、天橋立に行って来た。
全員、初めてである。
動画をいくつも撮ったので、そのアップのテストも兼ねての、
ミニ旅行記である。
 
天橋立は、長さ3.6km、若狭湾の西の端にある砂州。
百人一首にも出てくる「歌枕」にして、
江戸時代から「日本三景」に数えられてきた。
(ちなみに、松島も宮島も行ったことがない…)

一通り予習もしてみたが、
スケール感や、周囲の様子、現実的な費用などは、
やはり行ってみないとわからないものだ。
 
砺波から休み休みで4時間あまり、
北陸道・舞鶴若狭道・京都縦貫道を乗り継いで、昼頃の到着。
 
まずまずの混み具合で、車の置き場に迷う。
駐車場は点在しているし、民家で敷地を提供している人もいる。
一等地で1000円、智恩寺駐車場や市営駐車場なら600円。
ちょっと距離があったが、ガラガラだった市営駐車場に停めた。

まずは、遊園地でもある「天橋立ビューランド」へ。
「股のぞき」で、天橋立が飛ぶ龍に見える(「飛龍観」)、という。
 


 
リフトとモノレールがあって、往復利用料と入場料と兼用で大人850円、
(駐車場などあちこちに「50円引き券」が置いてあるので、実質800円)

まずはモノレールに乗って、上った。
 
眺めもよし、「かわらけ投げ」(3枚300円)や、「股のぞき」も試してみる。
 
大人ばかりなので、観覧車やらメリーゴーラウンドやらには乗らず。
展望レストランで昼食にしたが、町の食堂並みの良心的な値段で、味も悪くなかった。
 
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降りるときは、スキー場のようなチェアリフトを利用。
これも解放感があって悪くない。

ビューランドを降りて、タンゴ鉄道と国道を横切ると、
文殊堂として知られる智恩寺への参道が、
そのまま天橋立へ行くための橋(廻旋橋)にも続いている。

見晴らし、お参り、お土産、名物「知恵の餅」、など、
観光地のフルコースが、コンパクトに揃っているのは魅力的。
 
乗り物好きの女房が、「観光船」に興味を示したので
様子を見に行ったところで、客引きに誘われる。

対岸(笠松公園や元伊勢籠神社で「昇龍観」が楽しめる)まで、片道600円、往復千円、
自転車と片道ボートなら一人900円、
宮津湾内クルーズなら一人千円という。
 
「5人いれば貸し切りにして、4500円に割引。
 乗ってる間は涼しいです」
とおっしゃるので、これに決定。
 

 

こりゃあ、

 

遊園地のどんな乗り物よりもすごいわ。
女房と下の子は、乗り物好きというか、
遊園地に行くとジェットコースターに乗りたいタイプなので、大満足。
 
降りてから、実際に天橋立を歩いてみた。
時間と元気さえあれば、砂州は自転車や徒歩でも楽しめるし、
不通に海水浴場にもなっている。
 
ビキニのお姉さんもけっこう転がっていた。(写真撮影は遠慮した)
 
 
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もちろん、近くには新しいリゾートホテルなどもある。

地元の人も、海外からのセレブでも、
これだけ揃っていれば、何かしら楽しめるだろう。
 
さすが歴史ある観光地と感心することばかり。
堪能してきた。