木くずに、白熱の投光器を当てたバカがいて、幼稚園児の命が奪われた。
東京デザインウィークは、ICCトヤマで見学に行ったこともある、大きなイベントだ。
運営会社の社長の、「展示物が600もあるので…」みたいな無責任な発言にも驚いたが、
その場で、誰かが気づいて、止めることはできなかったのか。
我々は、劣化しているのではないか。
福岡の地下鉄工事、この路線で、道路が陥没するのは3度目だという。
まさか地元の中小企業が元受けのはずはない。
立派な建設会社と発注の行政に、本当の意味での、反省も、それに基づく改善も、なかったのだろう。
我々は、劣化しているのである。
本当のところは何もわからない原発事故を、「コントロールしている」と言い切って、
いくらかかかるか計算もせずオリンピックを誘致して、
道路をつけるために市場を移転させる工事は勝手な仕様変更されて、
だれが悪いか、わからない。
国の中枢でのことだ。
我々は、劣化していることに気づく能力もなくしているのである。
技術は進歩して、生きるだけならさほどの心配はいらない。
人口も減る。
我々は、劣化を認める以外に、生き残る道がない。
・・・たぶん。