全日本大会について | 極真館 東川口・戸塚安行支部のブログ

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埼玉県川口市の東川口にある極真空手道連盟 極真館の東川口・戸塚安行支部です。道場・大会などの情報、また関係ないことも✍️



全日本大会締め切りが23日と迫っています。今の所出場を表明しているのは2、3人です。もしかしたら迷っている人もいるかもしれません。そういう人は出場した方がいいです。

中には、勝てないから出場しません。どうせ負けるから出場しません。という話をちらほら聞きます。そんなこと言っているといつまで経っても強くなれません。そんなことを言っている間に他の支部の人にあっという間に抜かされていきます。

もちろん試合で勝つことが空手での目標ではありませんが、ほとんどの生徒は試合に出場したことがあると思います。出場し負けてしまった選手は決まって同じことを聞いてきます。どうやったら強くなれますか?と。自分達指導員は全員に同じようなことを言います。個人的なアドバイスと基本稽古をしっかりやること、また試合に積極的に出場すること!と。道場での稽古もとても大事ですが、試合に出て自分より強い選手と技を試し合ってだんだんと強くなっていくものです。皆さんと同い年の子もそうやって強くなっていきます。

また、負けるから試合に出ません。と言っているのは生徒自身ではなく親御さんのケースが多数です。
もちろん全日本大会ですから全国から強い選手が出場してきます。レベルもとても高く簡単にはいきません。しかし、全日本大会という場で試合することは他の大会に比べて得るものが圧倒的に多いです。本人にやる気がある場合はその挑戦する気持ちを潰さないであげてください。また、逆に本人が試合に怖がって拒んでいる場合、無理やりにでも挑戦させ頑張らせるというのも大事な事だと思います。

少し自分の話をします。自分は組手も型も何回も小学生から出場していますが、小学生の時は優勝、入賞したことはありませんでした。それどころか一回戦突破したことも記憶上一回しかありません。お分かりの通りセンスの欠片もありませんでした。
今考えると、もし、この時弱いからと言って試合に出場しなかったら、無理矢理にでも出場させられなかったら、おそらく今の自分はいなかったでしょう。目には見えませんがその試合という経験が血となり骨となっているのかもしれません。
見えることで言うと全日本大会という大きな身近な目標を立てます。すると気持ちも引き締まりますしその分稽古に対する姿勢も変わります。目標がある分成長率も漠然とした目標しかない人の倍上がります。もし大会で負けてしまっても稽古した分成長していますから次の試合、審査へと繋がっていきます。他支部では積極的に試合に出場しないと審査を受審させないという方針がある支部もあるみたいです。

ここまで試合に出場しないとダメなような事を書いていますが、ご家庭の事情もありますし、経済的な事情もあり断念という事もあるかもしれません。
しかし一つだけ言うと、北海道や九州から飛行機や新幹線を使い2泊3日かけて埼玉まで遠征に来る選手、家族はごろころいます。それに比べての話です。

少し説教じみた話になってしまいましたが、指導員としての願いは、高い壁に挑戦し成長して欲しい。それだけです。

以上、アドバイスでした。

※組手で小学生7級以下は新人戦となります。黒帯とあたるようなことはありません。