(皆さん、こんにちは!今日のBGM♪ AFTER SCHOOL 〝ファースト・ラヴ〟セクシ~)
私 「こんにちはーっ!!」
G 「おう、hide 来たか。 コッチに入れよ!」
そこには、いつもの G さんが待っていてくれた。
だが、あまり M の滞在した匂いがしない。
G 「スグ帰ったゾ、あいつ!」
私 「へっ? そうなんですか・・・。」
K 「どのくらい居たんですか?」
G 「15分くらいかな。」
私 「15分・・・。」
G 「あぁ、なんかコッチに用事があったらしく、挨拶だけ来たそうだ。」
敵も中々やるものです。 これ、皆さんわかります?
いわゆる、大人の駆け引きってやつですよ。
おそらく M は、私が上京することを誰かから聞きだしていたのでしょう。
そして、あえて私より先に G さんの元に行き、これまたあえて私の事には何も触れない。
このことで、
「私は何もやましいことはありませんよ。」
とのアピールです。
そして G さんも、その事はわかりつつ対応する。
私の雰囲気を見て、両者の判断をするのでしょう。
当然、どちらに軍配が上がったのかは、言うまでもありません。
G 「で、hide、
どのくらい行ってるんだ?Mに金は。」
私 「はい、4000万ほど・・・。」
K 「よ、4000万? hideちゃん、
出しすぎだよ!バッカだな~」
私 「はい・・・・・。」
G 「4000万か・・・・。 で、担保は手形だけか?」
私 「そうです。」
G 「紙切れになるかもしれないゾ・・・。」
私 「かもしれません・・・・。」
K 「なーんで、そんなにイッパイだしたの?
ッタク 金持ちだな~ 」
私 「えぇ、詐欺師 A の時にG さんんと共に解決に当たってくれたことで信頼しきってしまいました。」
G 「バカッ! いくら信頼したって言っても、限度ってもんがあるんだよっ!」
まったくその通りです。
やはりここ東京と大阪、この距離間は本当に大きかった。
いくら、今まで M が G さんを心髄していたとしても、人間、大金が目の前にぶら下がると心変わりするのは否めません。
しかし、もっと大きな眼(マナコ)で考えれば、これまた私自身にも問題があるという事なのです。
そして、私たちの哲学に照らせば、
私自身にも、欲があったといわざるを得ないのです。
世間法では、間違いなく金を借りて逃げる M の方が悪。
G さんは言う。
G 「仮に戻ってこなくなっても、hide、覚悟はしとけよ。くれてやる位の男になれっ!」
私 「くれてやる、ですか・・。 ハイッ。」
G 「で、今晩どうしてんだ?」
私 「一応、Hotel は押さえてます。」
G 「じゃあ、後で連絡するから、K と時間つぶしてろ!」
私・K 「ハイッ わかりました!」
こうして私たち2人は、一旦、事務所を出て行きます。
しっかし、この時の G さんのご指導というか、アドバイス。
「くれてやれ!」 には、当時、素直に二つ返事ができませんでした。
何セ、詐欺師 A の後の M でしたし、金額も金額。
でも、この G さんのアドバイス、私の人生にとって、本当にふか~~い意味があったんですよね!
後からよくよく考えてみたら。
当時は私も 30そこそこの若造。
その意味の見当が皆目わからなかったのは事実です。
しかし、現在この苦しみをのり越えて生きている今、
初めてわかったんです。
アハハッ 20年近くかかっちゃいましたよ。
そして、私はこの日、G さんが事務所を出られるまで K さんと時間を潰すことになる。
K 「hideちゃん、久々に行くか? コレッ!」
そして2人は煌(キラ)びやかなネオンがとまろうとする、
東京の、ある夜の街に消えていくのでした・・・・・。
『皆様に贈る言葉』
<韓国・ソウルの無窮花>
〝1200年の昔、唐の詩人・白居易(ハクキョイ)は、
無窮花(ムグンファ)or(ムクゲ)の美をうたい上げた。
「槿花(キンカ)は一日なるも自ら栄と為す」
(ムクゲの花は一日の寿命でも、それはそれでまた栄華だ)
ムクゲは一日で枯れる短命の花である。
しかし日々新たな蕾をつけ、開花の
リレーは100日に及ぶ。
白居易は、その命の躍動に「栄華」をみた。
韓国の人々は、窮(キワ)まることのない花「無窮花」と称し
国花として大切に育ててきた。
我が師は贈った。
「〝無窮(ムキュウ)の花〟
不撓不屈の大生命力がみなぎる花である。
それは、あらゆる壁を破り、新しい地平を開く
皆さまの情熱のようだ」
厳冬に備えるように、じっと立つ無窮花。 悠然たるその姿は
韓国の人々の「確信」を代弁するかのようだ。 〟
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