今村復興大臣が辞任したのは当然である。すでにこの件については書いたので、簡単に書くが、このような他者への共感能力を言語化できず、特段に政策センスもない無能の人を大臣にしていたのは、安倍政権の失点であろう。今後、このようなことがないようにしてもらいたい。

 

だが、他方で、反安倍政権・安倍退陣を狙っているマスコミ(特に朝日、毎日など)は、この今村退陣を機会にして、失言狩り、失言商法とでもいったものを展開することは目にみえている。

 

おそらく文脈を無視しての報道があるだろうし、またフェイク(嘘)的な憶測をまじえての解釈で、今後、「失言」を狩る可能性はあるだろう。

 

すでに以下のような記事もでている。

 

http://www.asahi.com/articles/ASK4V43MKK4VUTFK007.html?ref=msn

 

政治家の“失言”ほど、マスコミにとっておいしい商法もない(事実上、取材コストゼロ)し、また単純に世論を誘導できる手法もない。

 

わたしたちにできることは、ソース(情報元)を確認し、文脈をわきまえて、正しく解釈することだろう。さらに新聞は政治と並ぶ権力であることも認識しなければいけない。しかも彼らの動機は営利的なものであることに留意しなくてはいけない。

 

いずれにせよ、本当にその失言が極めて社会良識的に許容できないケース(私見では今村氏の発言はこれだった)かどうか、慎重に判断しなくては、ただマスコミに踊らされ、政治的に利用されるだけだろう。

 

むずかしい問題だが、そう思う。居酒屋談義程度だが書いてみることにした。