NGT48のデビューシングル「青春時計」が、オリコン週間一位、ビルボードジャパン週間シングルチャートでも一位と最高のスタートとなった。

 

この成果をうけて、同グループについて、「地元密着型アイドル」としての成功を解説する記事がいくつかでている。私も新聞の取材をうけていて、たぶんそのうち公開されるだろう。

 

以下が関連記事

 

新潟県民から愛される、地域密着型アイドルNGT48 高まる個性派集団への期待 by田中久勝氏

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakahisakatsu/20170421-00070119/ 

 

NGT48デビュー曲「青春時計」がオリコン1位、リリースまで時間要した理由 | 財経新聞

 

http://www.zaikei.co.jp/article/20170414/364624.html

 

財経新聞の方は、私の過去のコメントを利用して以下のように書かれている。

 

「実験的な要素として特に強いのが、「地域密着・地元貢献」を全面に押し出している点。NGT48内でも新潟出身のアイドルを多めに含めようと12名を選出。また、県全体でNGT48の存在をバックアップするなど、地域密着型のアイドルとしての色が濃くなっている。県全体でアイドルをバックアップして地方活性を狙う姿勢は、『AKB48の経済学』などの著書を持つ上武大学の田中秀臣教授が異例なケースとして分析している。」

 

このような視点(NGT48は地域密着型・地元貢献型アイドルになる新しいAKBGモデル)とした視点は、一年以上前は私独自のものであった。

 

この視点は個人的には客観的な分析だと思っていたが、(その一年前に)一部のNGT48のファンとはいえない人達から猛烈な反発を浴びせられた記憶もある。NGT48の地域密着・地元貢献を否定する意見だった。そのような意見はいまはまったく消滅した。これはもちろん私の意見が正しい予想だったというよりも、NGT48のメンバー、運営、そしてファンや地元の人達の成果であることは疑いない。

 

地元ファンに支えられ、さらに日本そして世界に幅広く愛されるグループになることを願っています。