米価の高値が続く | Guest Book 深澤秀夫のブログ

米価の高値が続く

◆ 4月19日付の米価監視団体の報告によると、中央高地で好まれている品種のMakaliokaは、2400ariary/kg、500ariary以上/kapoaka、100,000ariary以上/50kg(一袋)で取引されており、他のマダガスカル産米も2000ariary/kg以上の値段になっています。

 

◆ また、米の卸売業者によると、市場に流通するMakalioka種の量が減少しており、それがこの高値を招いているとのことです。

 

◆ 例年であれば、4月の下旬頃からコメの収穫が始まり、端境期(12月~3月)に比べ米価が下がりますが、今年は12月から1月の降雨不足、3月のサイクロンの襲来により、コメの収穫量が平年を大きく下回ることが懸念されているため、この時期の米価の高値を生んでいるようです。

 

◆ 5月の収穫最盛期を迎えた時点で、マダガスカル産米の米価がどの程度におさまるのか、今後とも米価を注視してゆく必要があります。