ロンドンの西約60キロにあるアスコット競馬場では19日(日本時間同日深夜)に王室開催がスタートし、1RクイーンアンS(GI、4歳上、芝直1600メートル、11頭、1着賞金19万8485ポンド=約2461万円、創設1840年)で怪物フランケル(英国産、英=H・セシル、牡4、父ガリレオ)がデビュー11連勝を飾った。

 主戦のT・クウィリー騎手を背に断然の1番人気に推されて出走し、2着の2番人気エクセレブレーションに11馬身差をつけて圧勝した。タイムは稍重ながらコースレコードに0秒69迫る1分37秒85(稍重)。GIはグランプリボス(8着)も出走した昨年のセントジェームズパレスSなどに次ぐ7勝目。エクセレブレーションはフランケルと5回対戦して4度目の2着となった。