天河大弁財天社の次に行ったのは大神神社(おおみわじんじゃ)
以前、愛知県の大神神社に行ってますけど、ここは奈良県の大神神社
鳥居をくぐり…
長ーい参道を歩くと…
シメ縄でできた鳥居が見えてくる
そして拝殿
すごーい!
素晴らしい拝殿です
実はこの大神神社には本殿がない
三輪山がそのものが神体山で、拝殿と三輪山の間にある三ツ鳥居を通じて拝して来たそうです
三ツ鳥居は外からは見えないんですけど、この次に行った桧原神社という所に同じような三ツ鳥居があるので、そこのレポートで写真はうpします
ここの御祭神は、大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)
配神で、大己貴神(オオナムチノカミ)と少彦名神(スクナヒコノカミ)
大物主大神は、大己貴神と少彦名神が国づくりをしている時、国づくりの途中で少彦名神が常世の国に帰ってしまい、「どうやって国づくりをしよう」と困っていた大己貴神の前に現れた神様
大己貴神が「あなたは誰ですか?」と聞いたら、「私はあなたに幸せをもたらす不思議な魂『幸魂・奇魂』です。丁寧に私を祀れば、あなたの国づくりをお手伝いしましょう」と答えたそうです
また、大己貴神が「あなたを、どこへお祀りすればよろしいでしょう?」と聞いたら、「大和の国(現在の奈良県)の山々が、青い垣根のように取り巻いてる東の山に私を祀りなさい」と答えて、現在の三輪山に祀ったそうです
三輪山の名前の由来…活玉依比売(イクタマヨリビメ)の前に男の人(大物主大神)が突然現れて、すぐに活玉依比売が妊娠してしまい、不思議に思った父母が問い詰めたら、毎晩名前も知らない男の人が現れる事を聞き、父母がその男の正体を知りたいと思い、針に糸を通して、その針を男の服に通すようにと言い、活玉依比売は言われた通りにしたら、翌朝、その糸は鍵穴を通して外に抜けており、その糸を辿っていったら御諸山(現在の三輪山)まで続いており、残りの糸が3巻きしか残っていなかったので、そこから三輪山と呼ばれるようになったそうです
面白い話(^_^)
あと、大己貴神と少彦名神は、国づくりで全国を旅していた時、温泉が体にいいという事を発見!
それまで、人間の寿命は短かったのが、2人の努力で長くなっていったそうです
勉強になります(^O^)/
拝殿の前に、こんな事が書いてある
『幸魂(さきみたま) 奇魂(くしみたま) 守給へ(まもりたまへ) 幸給へ(さきはへたまへ)』
ご祈念のあとに、この詞を3回唱えてください…って事なんですけど、この『幸魂・奇魂』って詞、どっかで聞いた事があるなーと思ったら、神話で大物主大神が言ってた詞だった
あと、大物主大神が蛇神に姿を変えられた伝承が日本書紀などに記されているそうで、蛇神は大物主大神の化身として信仰されてるそうです
で、境内にある神杉の洞から、白い蛇が出入りする事から『巳の神杉』と名前が付いた杉がコチラ
神杉の前には、蛇の大好きな卵などがお供えされてました
いろいろ勉強になります(^O^)
この大神神社には、数多くの摂末社があります
まだ他にもあるんですけど、それはこの後にレポートします
三輪山の麓には多くの神社があるんですけど、とても1日じゃ回りきれない広さ
今度は朝から来て、ゆっくり散策してみよー
大神神社の御朱印
大和国一の宮の神社です