■複勝の極意
複勝って当てるのは簡単そうと思う人が多いです。
実際に当てるのは簡単な馬券だと思います。
しかし、複勝で儲けるとなると技術が必要になってきます。
色んな使い方が出来ますがあまり単発で使う事はなく、複勝転がしとかで使うケースが多いです。
よく複勝転がしを簡単そうだと言う人がいますが、私はオススメしません。
---複コロは簡単じゃなくラクなだけ
複勝転がしは簡単なんじゃなくて楽なんです。
逆に言えば複勝転がしをコンスタントに成功できる人は馬連でも普通に勝てる人ですんで、複勝なら簡単そうという考えの人にはまずオススメしません。(^▽^;)
複コロをやる時、選ぶ馬というのは馬連などでも軸になる馬です。その時に考えるのが相手関係です。軸馬になるという事は他の馬よりも断然に確率の高い馬である必要があります。他にどういう馬がいるのかによって、逆転があるのかどうかとかを考えます。つまり、その時点で馬連の軸からヒモというのが頭の中に構成されていますんで、そのまま買えば馬連で取れる馬券なんです。
で、何が楽かというと馬連で考える時にヒモ候補などを考えて次にオッズを見ながら回収率の計算をして買う価値があるかどうか検討した上で決断します。
しかし、複勝の場合はその馬のオッズだけを見ていればいいんで、そこが楽な部分なんです。
例えば馬連で考える時に、ヒモ馬が何頭かいて回収がいまいち悪かった時に何らかの工夫をします。ヒモを削った場合に回収率がどれ位になって、自信度がどれ位落ちるかを考えてみたりとか、どこかを元返しに設定する事で本線の回収をとろうと工夫してみたり、馬券の種類を変えて考えてみたりと色々やってみるんでかなり手間が掛かります。
それらを考えると複コロというのは、すでにそれらの軸やヒモなどを考えてあるので相手関係は分かっていますから、後はオッズがあるかどうかで買うか買わないかを決めるだけですから楽なんです。
ただ多くの人は複勝の方が当たりやすいという理由だけでチャレンジしてみるんですけど、結局は相手関係を考えずに”来そう”だとか”強そう”だとかの理由だけで買ってしまうんで何処かで複コロは失敗しがちなんです
複コロの場合、最初のスタートの軍資金が大きいですから1回外せば取り返すのは難しいんで、自信度と期待値などを考えると自分ではやる事があるとしても人にはオススメはしません。
---複コロの成功方法
ついでに複コロの成功方法についても書いておきましょう。
多くの人が自信のある複勝となるとオッズが安いんで1日に沢山転がさないと儲からないと思っています。
実はそんなに転がさなくても十分に利益はでるんです。
その日によって当然ですが、取るオッズが違いますから毎回同じとまではいきませんけど、だいたい1.3~1.9くらいのケースが多いです。自信のある馬となるとそれなりに人気しているケースが多いので平均的にみてもこんなもんでしょう。2.5倍くらいつくときもありますが、回数としてはマレです。
そういう安いオッズなので、10回とか転がさないと儲からないと思っている人が多く、午前中のうちに3回か4回転がそうとする人が結構います。
最近は複コロはしませんけど、私が複コロをやる場合はだいたい1日で3~4コロです。いい馬が多かったとしても6コロすることは滅多にないです。
実は4コロすると、経験則ですけど大体元金が400%くらいになります。
当然、オッズに違いがあるんで4コロで300%くらいのこともありますが、平均的に考えると400%くらいです。3コロで300%をちょっと割るくらいというケースが多いですので、目標は最低3コロで4コロ目はいい馬がいれば買うが無理はしないという感じです。
つまり、多くの人が午前中だけで転がそうと思っている3~4回という回数なんですが、実はそれは1日かけて転がす回数なんです。
実際に買いたいと思う馬はもっと沢山いますけど、オッズが安すぎて見送るというケースも多く、条件を満たしている馬を探していると自然とそれくらいの数になります。
複コロが成功するかどうかというのはほとんどの場合は我慢できるかどうかです。
1日に馬連でも他の馬券でもいいんですが、10レースとか20レースとか買ってる人にはまず向きませんし、複勝となると余計に買えるような気がしてきてしまってより多くのレースに目が行ってしまって、買うべきレースを厳選できなくなってしまいますので、その中から買うべきレースをちゃんと判断してそれだけを買う事が我慢できるかどうかです
軸馬を選ぶ技術の高さも重要ですし、買うかどうかを判断するというメンタル的な事が多く占めています。
複コロの場合は 「来たら面白いなー」=× です。
----複コロとその他の馬券の併用はダメ
複コロをやりながら他の馬券も買うというのは期待値を無視しているのでダメです。
複コロ自体が回収率の高さよりも、的中率の高さを生かした馬券術です。他の期待値重視の馬券と併用することは真逆の方法を同時に行っているんで意味がなくなってしまいます。
簡単に例を挙げると複コロで10000円を4回転がして40000円にしようとしているのに、途中途中で細かく馬連などを3000~4000円とか使って何回か外していてはただ単に儲けを減らしているだけですので、馬連を買うのか複勝を買うのかはハッキリと方向性を決めてからその日を始めなくてはなりません。
★的中率重視の馬券と期待値重視の馬券は両極端の馬券術なので併用はしない!
----違う複勝の使い方
私がちょくちょくやるのは、普通にいつも通り馬連で馬券を買って、そこそこ儲けが出たときに最後に自信のある馬の複勝に儲け分を転がして終えるというパターンです。
複勝転がしの場合は3~4回連続成功して完結するという方法ですので、連続して当てるという難しさがあります。やはり予想上では来て当然の馬でもレースで何があるかは分かりませんから、出遅れや予期できない不利などを被る場合もありますのでリスクは常にありますし、最初の軍資金を途中で抜くことはまずないのが複コロです。途中で最初の軍資金を抜いてしまうとリスクはなくなりますけど、オッズが低いですから最終的に4回転がして儲かる額というのが大きく違ってきてしまうので終了までまず抜くことはありません。
でも、馬連とかならば最初からそれほど大きな軍資金を張らなくても同じくらいを儲ける事ができるだけの爆発力があるんでリスクが少ないのと、ゼロになるリスクがないのが連の特徴です。
そこで馬連などである程度の利益が出た所で最後に自信のある馬の複勝に利益をそのまま転がして増やして終わるという事です。
これだと浮き分だけをそのまま転がす事になるんで、予期せぬ落馬や出遅れや不利という事があったとしても最悪の場合でもトントンで終える事が出来るし、もちろん普通に来れば儲けを1.5倍くらいに出来るのでとても使いやすい手段で精神的にも悪くないのでノルマまであと一声という時にちょくちょく使います。
----こういう時は複コロ
馬連とかを買う日と複コロをやる日はその日の朝の時点で決めます。
前夜に予想をしない事は前にも書きましたが、前夜に何をしているかというとどういう馬がいてどういうレースがあるかというのを確認したりしているだけで前夜に買い目を出すという事は基本的にしません。
この前夜に一通り目を通す事で1日の傾向というのをイメージしておきます。
そんな中で複コロをやろうかなーと思う日はどんな日かというと、軸は分かるがちょっとヒモ候補が混戦でオッズが取りづらそうだなーと思うレースが多い日です。
馬連だと見送らないといけないようなレースが多い日は逆に複コロはやりやすかったりする場合があるので、そういう時には複コロを考えたりします。
複コロをするときはやはり朝から最終レースまで複コロ一本でいきますし、朝に馬連をやってて午後から複コロにするというようなことはまずないです。
逆はたまーにあるかな
複コロを2コロくらいまでやったけど、その後のレースを見渡しても買いたいと思う馬がダントツ人気でオッズが全然なくて買えそうにないんで、もう2コロでやめにしてそこまでの浮き分から馬連に切り替えるというのはなくはないです。
----複コロのやり直し
基本的に複コロにやり直しはないと思っています。
一度でも外せばその日はもう馬券を買わないくらいに思っています。
これは個人的な言い聞かせに近いですけど、安易に馬券を買わないようにするためにも自分でそういうルールとして決めています。それだけ1つの事に集中しようという意味をこめています。
そもそも、複コロを途中で失敗して外せば、それを取り戻すのはかなり難しいです。朝一で外したんであればまだレース数も多くて選択肢もあるんでまだ取り返しはつきますけど、仮にそこから再スタートして4コロして400%にしたとしても単純に考えて全然儲かってないんですよね。仮に最初に1万から始めて失敗したとして、また1万出してスタートして最終的にそれは4万になったとしても2万使って4万になったんで浮きで2万です。それはあくまでも成功したから良かったようなもので、1回目を外したメンタルの状態では取り戻そうという意識の方が強くなってしまって、冷静ならば買わないはずの馬を買ってしまったりと色々とマイナス要素が多くなってしまうんで、冷静にやるのであれば、その日はもうやらないくらいの方がいいですし、2度目というのは失敗する確率のほうが高いです。
なので、その日はもうやめてしまって、次の日に新しい気持ちでスタートして400%にした方が遥かに冷静な判断が出来ます。
なので、複コロにやり直しはない。
----複コロやるなら
最初に複コロはススメないといったのはここまでの説明で書いたようにかなり精神的な部分が大きいのと、馬連でも当てれるだけの技術を要するからです。なので、リスクが少ない事を考えれば断然に馬連とかを買ってる方をオススメします。
でも、予想技術が伴ってきて、メンタル的にも強くなれば複コロほど楽なものはないです。1万の軍資金でコンスタントに2~3万を儲けようと思うんであればとても楽な方法です。
それでも失敗する日もあるんでそれを引きずらないだけのメンタルは必要です。
例えば馬連での回収率が70%位の人は1年間複コロしかやらないとします。
恐らく1年トータルでの回収率は70%は余裕で切ると思います。
これはなぜかというと複コロの場合は”All or Nothing” だからです。
馬連の場合は財布に1万円入ってて馬券を買ってたとしても滅多にゼロにはならないと思いますが、複コロの場合は完全にゼロになるんで、その差が生まれてきますので技術的にもメンタル的にも十分じゃないと危険です。
どうしても複コロをやるというのであれば、メンタルを鍛えるためにPATに余分な資金は入れずにやることです。
外しても次があると思ってる人はまず向きません。
なので、仮に1万スタートならば、土日分で2万円だけPATに入れて始めてみることです。そして外れたらもうその日は買わないという事ができるのであればいつかはメンタルが付いて来ると思います。
---単発で複勝ばかりを買うのは×
例外としては穴の複勝を買うのはアリです。それは期待値があるからです。でも、人気サイドの複勝を転がさずに単発で買うのは単純に負けを分散しているだけでジワジワ負けていくだけです。
仮に1.5倍ついたとしても、10個中7個あててようやくプラスです。つまり10万使って払い戻しが10万5千円。5000円儲けるために10万も費やしてる事になります。
もし1.3倍だとしたら、10個中8個あててようやく4000円の儲けです。
ハッキリいって10個中8個当てれるんだったら転がした方がよっぽどいいです。的中率80%ですから、まずまず何回かに1回は複コロも成功するチャンスは高いです。3日に1回成功すればトントンくらいにはなるでしょう。上手く2日に1回成功するようになれば元金に対して200%くらいの回収を取れるようになってくると思います。
単純に1万円スタートだとして1年間で+100万くらいにはなります。
土日のどっちかで成功するという計算です。どっちかは失敗するんで-1万ですけど、どちらかで成功すれば+3万になりますんで差し引いて+2万。単純計算で1年が48週だとしたら毎週2万浮くだけでも+96万ですからねー
よっぽど単発で買って10個中7個当てて5000円儲けるよりも、たまに負ける日があったとしても儲かる日に儲けておけばトータルでは別にプラスになるから全然いいんです(^^ゞ
多くの人が1日単位で沢山儲けようとしてるんで、逆に負ける日に大きく負けてしまって回収できずに終わってしまうという悪循環になってしまっているんで、先ほど書いたように1日1回失敗したらもうやらないというのは、取り返そうとして悪循環にはまるのを回避して冷静な頭の時にキッチリとプラスにすることの方が大事なのでPATの資金を調節したりするのもメンタル強化のためには大事な方法だったりします。
さて、こう書くと簡単に100万くらい儲かりそうな気がする人がいるかもしれませんけど、これは複勝での的中率が80%くらいある人のことを書いてますんで気をつけてください。(^▽^;)
ちょっと試してみたいという人はバーチャルでやってみるといいと思います。
例えば現金1万円を手元に用意して、仮想で4コロに挑戦します。もし途中でドボンしたら貯金箱に1万円入れちゃいましょう。もちろん4コロしても払い戻しはないですので、常に貯金箱に入れるか、入れずに守りきれるかという戦いですけど、数ヶ月やってみてどれだけ守り切れるか試してみましょう。
なんでこんな事を提案するかというと、仮に3ヶ月という期間設定をした場合で成功するのは10人中1人くらいじゃないですかねー これで3ヶ月なら土日が合計で24回あるんで半分の12回成功した人であれば1年間通してやってみる価値はあると思います。1日4コロです。必ず目の前に1万円を用意してやって下さい。
お金を架空にしてしまうと、とても安易になってしまうんで実際に予想とは全然違う結果になってしまうので、かなりシビアに自分に厳しくやらなくてはなりません。外れて言い訳してなかった事にするとかなしです(笑)
3ヶ月で12万円以上貯金してしまった人はまだ複コロは危険です。
どうしても複コロに興味がある人はテストだと思って試してみてください。(^▽^;)
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