午前中のタフな商談が終わりました。

今年一年、自社のPCは過去例が無いほど廃品がされ、製品ラインの集約が進みそうです。寿命を全うする訳です。PCは数多くの電子部品の集合体なのですが、技術トレンド(具体的には半導体の進化なのですが)に従って、部品が上位互換性のあるものに置き換わり、古い規格や部品が淘汰されていきます。

具体的には、

・Intel製Chipの大規模な終息
・IDE(PATA)規格HDDの終息
・IDE(PATA)規格光学ドライブの終息
・FDD及びフロッピーディスクの終息

・・・などです。

ハードウェアの世界では、3~6ヶ月単位の短命でマザーボード自体が進化していき、採用されている半導体やデータ転送の規格も高速化していくため、それに応じた周辺機器が世に出てきます。IntelのCPUがその良い例なのですが、記憶媒体(メディア)の分野でも変遷が激しいです。

具体的には、

RAM⇒FDD⇒HDD⇒MO⇒ZIP⇒CD⇒DVD⇒フラッシュ・メモリ⇒BluRay⇒?

・・・などです。

これらは世に出た後、併用がなされていきますが、古い規格から順番になくなります。
そのことはOAの分野では何ら問題無いのですが、当社は半導体・液晶製造装置や自動車や家電の検査ラインなどインダストリアル系へ納品しているため、PCがトレンドに左右されて頻繁に仕様が変わることは、設計図面を修正することに他ならず、顧客にとっては仕様変更は容易に受け入れられません。

とは言え、未来永劫は無いのですから、説明責任を果すべく、ブーブー言われながらも走り回る訳です。この問題に輪をかけて、現在抱えている電子部品の調達難を背景とした製品の納期の問題が事態をかなり深刻化させております。はっきり言って、毎日納期調整と仕様変更の説明行脚でもうウンザリです。

しかしながら、ピンチこそ自分を売り込めば、顧客には可愛がってもらえるチャンスですし、次に繋がる商談をもらえるための種蒔きになるとも言えます。今のこの景気回復でV字を狙っている会社は多いと思いますから、その波に乗って行かない限り、向こう5年、10年もあり得ないと思っています。

来期4月からは相当厳しい1年になると思います。会社としてはかなり正念場となるでしょう。

顧客の近くにある小川珈琲本店へ。
DBS MBAでのワークライフバランス ひで

本社と併設されており、店舗は2階建てです。
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シックな店内で、光をふんだんに取り込んだ店舗設計。
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調度品も凝っていますね☆
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奥にはソファー席も用意されてます。
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今日のランチサラダと・・・
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チキンサンドなんぞをパクつきながら・・・
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メインの有機JAS規格オーガニック・コーヒーを戴きました。
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その後は、彦根の顧客を訪問してきました。