おはようございます、ひだまりママです(o^-^o)
少し間が空きましたが、姫が誕生してから後のことを少し書いておきます。
2時39分、姫が出たあと、胎盤が44分に剥がれでる。
そうそう、姫が出る時、姫の頚には臍帯(へその緒)が3回も巻き付いていました(三重巻絡)。
一般的には『ぐるじぃ~(*ToT)』と心音が下がるところですが、へその長さも充分あったので、締め付けることなく安定した心音だったのでしょう。良かったです。
先生がキズの確認。
2~3針縫い合わせ。
姫を診察して、先生のお仕事終了。
体ふき。着替え。
さらしを巻く(前方向か後ろ方向、からだに好みを聞いて)
産後の骨盤は、産道を赤ちゃんが通った後なので、一番きれいな形をして緩んでいます。
さらしなどはお産直後に巻くのが理想的ですが、遅くても歩き始めるまでには巻きましょう!
緩んだまま歩くと、骨盤のバランスが崩れやすくなります。
あくまで『巻く』『支える』。締めるではありません。アイテムで締めつけたら、骨盤は締まりませんよ
お産後は2時間、お産した部屋で休みます。
その2時間、添い乳で初回授乳。
赤ちゃんは肩・骨盤を支えておくるみし、首~頭が重力でしんどくないように支えて授乳しました。
赤ちゃんの気持ちいい姿勢を保ちながらの授乳です(過去ブログ参照下さい)
お産後は赤ちゃんも覚醒してますから、2時間居る間は、右も左もしっかりと吸い付いてもらいます。
こうすることで、赤ちゃんはママの匂いを覚え、おっぱいにも刺激がいき、初乳が出始め、3~4日後の母乳分泌につながって行くのです。
ママは2時間の間、少なくとも2回ほど子宮の収縮具合と出血の確認をします。
子宮の収縮がゆるいと、弛緩出血という大出血につながります。
子宮が下垂していると起きやすいので、子宮の位置も確認しながら・・・。
巻いているさらしは、この確認の時にゆるくなっていれば支え直しをします。
(元々の骨盤を支える力がさらしの助ける力で復活してくれば、ブカブカになっています)
2回とも、支え直しが必要だったので、巻き直しました。
そして初回歩行。
さらしがもう1本あったので、歩行前に腹筋支持もプラス。
お部屋までシャキシャキ歩いて帰りました。
部屋に帰ったのが朝も明け方、朝の5時です。
息子が6時には起き始めるので、部屋に返してから、いそいで家に戻りました。
(息子が夜中起きた時にパニックにならんように、トイレのノブに置き手紙は貼ってたのですが、杞憂だったようです)
後でスタッフに聞いたところ、初回排尿も、普通に行けたとのことでした。
スムーズにお産をすること、ママにも赤ちゃんにもとって、ものすごく大切。
産後すぐに育児に移行するため、お互いが影響が出てきますね。
お産を離れて4ヶ月、思いがけず幼なじみのお産で勉強させてもらいました。
産前~産後に至るまで、バランス良くからだを使えるよう、助産師もママ自身も、からだの特徴を知ってケアしてあげること。
これができればもっと「楽しいお産」だったと振り返るママが増えるんじゃないかな~とひそかに考えています。
もちろんお産は痛みなしでは難しい。
でも、からだバランスを整えることで、自然な営みとしての「お産」であれば、耐えうる痛みと聞きます。
昔から女性はそうやって、子どもを産み育ててきたのですから・・・。
「安産」が決して目的ではありません。
赤ちゃんの快適なお部屋づくりとしてのからだ整え、赤ちゃんを抱き育てる土台してのからだ整え。
そうやってケアすることの副産物として「楽しい・満足のいくお産」ができたら、いいのかなと私は考えています。
明日は母子フィジカルサポート研究会の基礎セミナーが行われます。
私はスタッフ参加で頑張ります。
私たちは、もっともっとからだに興味を持ってママに寄り添える助産師の数が増えてくれたらいいな・・・と思って活動しています。
将来、ママへの当たり前のケアとして提供できるように・・・
広島でもそんな着眼点をもった助産師が少しずつ増えてきています。
どうぞ、妊娠してるから仕方ない・・・なんて思わずに、是非助産師に相談してみてくださいね。
マミィケアひだまりでもお受けします。
お気軽にご相談ください。