実母が使っていた鉄瓶です。
以前は私も大きな鉄瓶でお湯を沸かしていたのですが、
重くなり放っておいたら錆びてしまったのです。。
実家に取りに行ったしだいです。
母は貧血でしたので ずっと鉄瓶を使っていました。
外側の錆を落として油をひきました、使い込んでいたので
内側は少し白っぽいけど錆びてなくて良かったです。
母が亡くなってからは 父が急須として使っていました。
父は一人暮らしになっても 朝一番にお水とお茶を仏壇と神棚に欠かさず上げていました。
久しぶりに火にかけてお湯を湧かしました。
お茶をいれました 鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで お茶はとても美味しかったのです。
お湯がシュン シュンと沸くのを久しぶりに聞きました。
亡き祖父は何時も長火鉢に陣とっていました。
お湯が何時もシュン シュンと沸いていて
亡き祖母がお茶をいれてくれてました。
お湯が沸くのを待つのも 何だか良い!
便利な時代に 敢えてちょっとの手間が
美味しいお茶に繋がるのですもんね。
今度は珈琲をいれててみよう. . . 。
近頃は簡単に出来る事を念入りに手間をかけるのが
とても良いと思う様になりました。
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