#540 親に気を使う娘…ごめんね。 | 『日々これネタ』

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生活の中に潜む小ネタを綴りつつ、シナリオライターへの苦闘の道を歩もうと臨んでみましたが、出産を機に、完全なる子育て奮闘記になってしまった…そんなブログです。

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↑泣き腫らした目で、無理無理笑ってポーズを取るルル。悲しげな表情。。。。


実家にて。夜。 確か、22時過ぎ。


なかなか寝たがらないルル。

いつものように、持って来ていたオモチャで、一通り遊んでいました。

最後に、写真のチェーンリングで一緒にオシャレごっこをしていた時、

その表情が可愛いと思った私は、近くのソファにカメラを取りに行き、撮影を試みました。


すると突然、身に着けていたチェーンリングを投げ捨て、撮影拒否。

「ねぇ、ルル、可愛いの一枚撮らせて」と、お願いしましたが、断固拒否で取り付く島なし。


でも、無性に撮影モードだった私は、「お願い、一枚だけ。ね?」と、懇願。

それでもルルは、完全無視で、投げ捨てていたリングを更に投げつけた。

その姿に、カッチーンときてしまった私。。。


「分かったよ、もういいよ、ケチ!」と、強く吐き捨て、

四方に投げ捨てられていたチェーンリングを、雑に片付けはじめだすと、

その荒々しさに慄いたルルは、大泣きし始めました。


それでも私は、ルルを無視して片付けていると、

今度は急に不安になったようで、慌てた様子で、落ちたチェーンリングを拾い上げ、自分の首に掛け、

号泣したまま、「ママ~、ママ~、いっかい、いっかい」と、人差し指を立てて(1回のポーズ)、

上目遣いで私の顔を覗き込み、撮影のお願いをしてきました。

※「いっかい」はお願いする時にしているポーズ。


その時のルルは、明らかに私の態度で行動を変化させていました。

いつから、そんな、親の顔を窺うような態度をとらさせてしまっていたのか。

ルル、本当にごめんね。


このあと、写真撮るのは止めようと思いましたが、

ルルに、こんなことを二度とさせたくないのと、自分への教訓として、敢えて撮影させてもらいました。

ルルは、無理に笑顔を作って、積極的に色々なポーズを取って撮影に応じてくれました。

最近は、カメラ目線さえ、嫌がるようになってきたというのに…。


今日のことは、絶対に忘れないからね。

もう、二度とこんな思いはさせないから。ごめんね、ルル。