パチンコ大賞(西陣)
旧要件時代、こだわりの役物でオリジナリティの高い機種を次々とリリースしていた
西陣の羽根物の中で、1,2を争う人気度を誇ったのがこのパチンコ大賞でした。
貯留機能誕生後、羽根物は出玉が重視される傾向にあり、その結果ゲーム性が単調に
なりつつあったのですが、そんな中でも西陣は常に玉の動きによる楽しさを提供していた
ような気がします。
羽根物の中ではヒットした部類に入るのでしょうが、この頃は既に従来のシェアをかなり
デジパチに奪われているような状況でして、人気機種でありながら以前のようにどこでも
打てたわけではなく、設置店を探すのに結構苦労したような記憶が・・・・
最大の特徴は何と言っても大当り中の貯留システム(というか、この機種の最大の魅力
でもありました)に尽きますね。
普段は役物後方で玉の動きを妨害している親父が、両手のドル箱を上部に移動させ、こ
こに次々と玉を集めて行きます(最大6個まで貯留が可能)。
そして9カウント(もしくは羽根18回開閉)後、この玉を一気にぶちまけてVへ玉を送り込む
のです。
普段は下段後方に存在するVなのですが、貯留後は手前に移動している為継続は非常に
容易なものとなっています。
運悪く玉が少ないとパンクの危険性もありますが、フル貯留ならば先ず継続が確定・・・・
・・・・したつもりで油断するとたまにこれでもパンクしたりしますがw
継続が容易な分、通常時のV入賞率は辛めとなっておりどちらかというと波は荒めのスペ
ックなのですが、見た目のユーモラスさからそういうイメージがあまり湧かないんですよねw
西陣の作戦勝ちというところでしょうか?
■おまけ動画
*動画はnobさんのブログ からお借りしています