ロボスキーⅠ(三共)
旧要件時代の三共羽根物黄金時代のヒット作。
役物内部の人形がロボットで、足にスキー板を履いているのでロボスキー(多分)という
非常に安易なネーミングも、トータルバランスの完成度の高さで違和感なく受け入れられ
ていました。
羽根に拾われた玉は先ず役物上部の手前からそのまま下段に落下or上段ステージ後方
に送られ下段後方から前方Vへ向かうという振分けが発生します。
ロボットの足元がスキー板のような障害物である為、前方から落下した玉はこれによってV
入賞を阻まれるので、どちらかというと、イレギュラー的な入賞となります。
スキー板の端で弾かれ大当りというパターンが結構発生しますので、通常時に役物が少し
ずれている台を探すという地味な攻略法が存在しましたw
王道パターンは上段後方に送られた玉が、ロボットの足元に落ち、スキー板の間を通って
そのままVへ向かうというものです。但し、後方に送られた玉が左右に落ちてしまった場合
は外れ確定となりますので、何気にタイミングがシビアになっています。
大当りになると最大4個までロボットの足元に玉が貯留されます。この玉はVを狙う為では
なく、カウントを稼ぐ為のものでして、解除後は玉がどんどん後方に送られる為比較的継続
が容易な割には出玉も安定していました。それだけに貯留状態で自力でVに入賞すると結構
損した気分になったりしますw
又、大当り中はロボットが左右に揺れる動きを行う為、折角足元を通過したにも関らず、スキー
板がVからそれた状態だとあっさり外れたりもします。これが10カウント目だったりした日には
目も当てられませんなぁ・・・
この頃は羽根物カウント機能とでもいうのでしょうか?大当り中に役物に入賞した玉数を大当り
の最後に表示してくれる機種が結構存在しました。
10カウントで8Rですから、最大でも80個が限度なわけですがロボスキーの場合完走すると
この表示が大体60前後ありましたね。
大当り1回で大体600個弱。それでも当時としては結構波の荒い機種と認識されていました。
パチンコやパチスロは時としてその出玉性能から規制を受ける事があるのですが、いっその事
この時代の規定に戻したらいいのではないかと・・・・最近の見た目だけが派手になっている台を
見るとつくづくそう感じます。
半パチとか1円パチンコが最近遊べるお店として増えていますが、何かが根本的に違っていると
思うのは自分だけでしょうかね?
■おまけ動画
*動画はnobさんのブログ からお借りしています