CR華観月Z(京楽)
■大当り確率337分の1(確変突入率2分の1・リミット5回)
パチンコの歴史の中で暗黒時代(ホールにも打ち手にも)とも言える5回リミッター規制時代で
ヒットした貴重な台。
大当り確率を甘めにする事で当り易さを追求しています。
といっても、その分アタッカ-9カウント仕様なんで出玉できっちり調整はされているのですが・・
スペックだけでなく、美麗な液晶画面や大物演歌歌手(田川寿美)とのタイアップ等、注目部分
も多く、「とりあえず一度は打ってみたくなる」という魅力を持っていました。
又液晶の完成度も非常に高く、現在の京楽マシンの基本演出はこの台がベースになっている
と言っても過言ではないでしょう。
現在ホールに設置されているCR美空ひばりもこの台の後継機という位置付けでしょうね。
(ちなみにその間にCR華王で小林幸子も登場しています)
パチンコの機種は元々、お店が営業形態に合わせて釘を調整するのが基本なんですが、この
頃から、スペック違いの兄弟機が同時発売され、ホールは一番使い易い台を導入するという傾
向が見受けられるようになりました。
当時は換金率だけでなく、営業方式(1回交換~無制限)まで様々なスタイルが乱立しており、
仮に人気機種でもホールによっては使えない場合が結構あったのです。
メーカーもそういう形態に対応した機種を開発するよりも、スペック違いの兄弟機を販売した方が
効率が良かったのでしょう。
但し、中には40個交換のお店があえて無制限タイプを導入するというような、ボッタ店の本性を
垣間見る事が出来たりもしましたが・・・w
■CR華観月X
■大当り確率299分の1
Zよりも更に確率が甘くなっていますが、リミッターは何と3回です。
3回1セットではなく、3回リミットというのがなんとも・・・・
■華観月2
■大当り確率233分の1
3・7で当ると次回までの時短に突入します。
それ以外の図柄でも50回転の時短付き。
■華観月3
■大当り確率233分の1
3・7で次回まで、その他は75回転の時短付き。
時短が甘くなった分、払い出しが13個戻しになっています。
現金機はこのように突入率は低いものの次回まで時短というタイプが結構ありました。
CR機と違って消化時間は要するものの、この頃は止め打ちで玉が増える機種がほとんど
でしたから、止め打ちマニアには堪りませんでした♪
只、次回時短で即当りするともの凄く損した気分になるんですよねぇ・・・
しかも直後に大はまり喰らったりすると「どうせなら時短ではまれやボケェ!」な感じでw
ちなみに美空ひばりではほとんど時間効率を低下させるだけでしかない、勝負リーチですが
華観月では結構期待度の高い演出でした。
幻リーチと呼ばれるプレミアもここから出現したのです。
これがプレミアの「猫の手リーチ」
通常は人の手なんですが、これが猫の手なら大当り確定です♪
この頃のプレミアって結構地味でしたね。
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