・サンダースケルトンX(マルホン)
■大当り確率83分の1
リミッター規制が解除され、パチンコ人気の復活が期待された1999年。
強力な時短性能を採用した合法連荘機として登場したのが、この台です。
通常時はスタートチャッカーの電チューが閉じた状態となっている為、デジ
タルを始動させる為には、先ずスルーに玉を通過させてサブデジタルに奇数を
停止させる必要がありました。実質この電チュー開放時だけがスタート入賞の
チャンスとなっていたのです。
電チューへ玉を運ぶ為には先ず上部の役物を通過させる必要があり、クルーン
になっているこの役物を経由させるのがメインルートになっています。これは、
電チュー狙いの止め打ち対策として採用されたのでしょう。
大当りは6R9カウントなので一度の出玉はせいぜい600~700個しかあ
りませんが、次回まで継続の時短突入率が84%となっていたのです。
一旦突入すれば、この電チューが常時開閉を続けるようになる為、ほとんど
玉を減らす事なく(打ちっぱなしでも微増)次回の大当りへ繋がりました。
7セグの2桁デジタルながら、マルホンならではの秀逸なアクション。破格の
大当り確率と時短継続率と登場前から多いに期待され、凄まじい勢いで導入
されたのですが・・・・
クルーンの玉の滞在時間にあまりムラが発生しない事から、あっさりと止め打ち
で攻略されてしまい、元々あまり回らないデジタルなのに更に釘が渋くなってしま
いました。
その為、設置後1週間もすれば打っているのはプロらしき人ばかりで、一般の人
には手を出しがたい雰囲気となってしまい、折角のゲーム性も皆に知れ渡る事なく
早々と姿を消してしまいました。
現在は羽根デジブ-ムですから是非とも復活してもらいたい名機の一つです。
サンダースケルトンは導入後にも話題になる出来事がありました。
台の説明書きに「パスワードを解析せよ!」という意味ありげな一文が存在し、
35741135604762400717・・・・
という数字の羅列が記載されていたのです。当初は「出目移行法則?」「リーチ出現
パターン?」・・・等色々噂されたのですが、この意味も謎のままで終わってしまいました。
結局どういう意味だったんでしょ?
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