CRバカづき浜ちゃん(太陽電子)
*過去の記事ですが、動画を追加しました。
■大当り確率295分の1
連荘機問題がようやく沈静化を始め、CR機の設置が徐々に増え始めた頃・・・
太陽電子から初の確変アレパチが登場しました。大当り図柄は「777」と「333」
のみで、7揃いならば確変という非常にシンプルなものでした。
しかし、実際にホールに登場すると全国で信じられない連荘が次々と発生しました。
確変7連以上で、大当り中のBGMが軍艦マーチになる「軍艦モード」という機能が
搭載されているのですが、これは当初あくまでもプレミア的な演出と捉えられていました。
ところが、一度連荘が始まると7連どころか10連以上も当たり前。しかも、通常図柄の
3が揃っても、引き戻し的に当る事さえ珍しくありませんでした。
裏物だったのか?もしくは又も検定の盲点をついたプログラムだったのか?
諸説ありましたが、実は関東・関西の周波数切り替えスイッチを逆にして稼動させると
大当りカウンタの取得タイミングが極端に偏るようになっていた、というのが真相だった
ようです。
結局このシステムは意図的なものと判断され、浜ちゃんは撤去対象となり、明らかに
メーカーも関与していたものとして、太陽電子は日電協から除名処分となりました。
*周波数切り替えはその後に登場した、それゆけ浜ちゃんでバカ浜は裏物だったの
ではないですか?との指摘を受けました。言われて見ればそのような気が・・・・・
*但し特許問題を盾に、太陽電子は解散したものの「タイヨーエレック」として再び
復活して今日に至っています。
ちなみに機種名の浜ちゃんというのは当時取締役だった「浜岡専務」をモデルにして
いたそうです。(その後、「それ行け浜ちゃん」や「トドの浜ちゃん」等も登場)
そういえば生駒記念というデジパチも、機種名の由来は単に開発したのが生駒さん
だったというのが理由だったとか・・・
■おまけ動画
*動画は中段りりすさん から提供していただきました