春一番(西陣) | 懐かしのぱちんこ名機列伝

春一番(西陣)

春一番

■大当り確率235分の1


登場するデジパチに必ず何らかの連荘機能があり、ほとんどの機種に

それを誘発する手順が存在した、そんな夢のような時代・・・


攻略とゴトの境界が非常にあやふやなものとなり、各地でそれを巡る

トラブルも頻繁に発生していました。


基本的に店が黙認していれば「攻略法」で禁止していれば「ゴト」と判断

されたようです。従って実践するにあたってはかなりの地域差というもの

が存在したのではないでしょうか?


幸い自分が打っていた地域では「単発打ちの連荘機」に関してはほぼ

黙認状態だったので、そのようなトラブルに巻き込まれる事はありませ

んでしたが・・・


やがて、おまけチャッカーが禁止され新基準デジパチが主流になると

連荘のシステムがかなり複雑なものとなってきました。


が、相変わらず狙える連荘機というものは数多く登場しており、その中

で最も話題になったのがこの春一番ではないでしょうか?


大当り毎に4つのモードをランダムに移行する事により連荘を生み出し

ていたのですが、このモードを直撃する攻略法が発覚したためです。

(ちなみに移行モードは液晶上部のランプの点滅パターンで簡単にチェ

 ックが可能)


手順は大当り中のBGM(安木節)と液晶の花火の表示パターンを利用

するというもので、これが上手く同調すれば以後はアタッカーをフルオー

プンさせて大当りを消化するというもでした。


手順自体は簡単なものでしたが、成功後のフルオープン打法により、

攻略法が使用している事がお店に丸分かりになる事と、その効果が洒

落にならないレベルだった為、ほとんどのお店で禁止となっていました。


又、ハイエナ防止の為にランプを切っているお店も多かったですね。


当時関西のパチプロ軍団「梁山泊」がこの攻略法を使用して全国で荒

稼ぎしていた事は、後に様々なメディアで紹介されていたので御存知の

方も多いのではないでしょうか?


まぁ、個人的には春一番は液晶がしょぼかったのであまり打っていなか

ったのであまり思いいれはありませんが・・・


そういえば似たような攻略法が後にスーパードーム(三星)でも発覚して

います。

スーパードーム



こちらは、大当り中にデジタル上部のランプの点滅周期を利用するという

もので、春一番と同様にフルオープンする必要がありました。

設置自体が少なかったのであまり話題にはなりませんでしたが、発覚後は

ランプをビニールテープで隠すというような、非常にアバウトは対策が行な

われていましたw


■おまけ


春一番の動画

RASさんのブログ から転載しています