■フェアリー(京楽) | 懐かしのぱちんこ名機列伝

■フェアリー(京楽)

天下から入賞した玉が手前のVに入れば大当りという、単純明快な一発台。

下段役物は中央部分がレーン状になっており、ここを伝って玉はVへ向う

ようになっています。


しかし、役物奥には常時左右に移動しているブリッジがあり、これが丁度

中央で(一瞬)停止したタイミングで玉が通過しない限りは決して大当りは

しないという、シビアな役物でもありました。


ギリギリでブリッジの端に触れて通過直後にレーンからこぼれ落ちる等

大当たりが確定するまでのわずかな時間にかなりの緊張感がありました。


決して甘くはないのですが、一見羽根物風の役物に、ついつい手を出し

てしまうという何ともいえない魅力があり、ロングランヒットを続けました。


しかし、この台は「役物タイミングに合わせて止め打ち」をするという攻略

法が初期から発覚しており、お店もそれを考慮した調整をして対策して

いました。


その為、辛めの役物でありながらどこもガチガチの釘で営業を行なって

おり、本来の魅力を充分に発揮する事ができなかったのが惜しまれます。