お笑い道場(マルホン)
連荘機時代はその対象がデジパチだけではなく、権利物や電役に
まで進出を始め、遂には羽根物にまで仕込まれるようになりました。
当時、過激な権利物や突入率は低いが連荘率が高いデジパチを主
に開発していたマルホンが羽根物に採用したのは、デジパチタイプの
スペックの方でした。
大当りはラウンド抽選方式になっておりドットに表示された図柄で1R
(カタカナ)、2R(漢字)、15R(V)まで継続するようになっていたので
すがVの出現率は11分の1。一旦Vが表示されると以後は2Rが選択
されるまでは高確率でVが出現するようになっていました。
この比較的甘いスペックの為、肝心のV入賞率がかなり辛めに作られ
ており、Vが出ても次の大当りまでにかなり出玉を削られる事がありま
した。
トータル的なバランスは悪かったようなのですが、結果的に寄りや羽根
の拾いはかなり甘い調整となりましたので、連荘機というよりは遊べる
羽根物という認識の方が強かったように思えます。
自力継続が可能なタイプですので(意図的に狙うのは難しいのですが)
Vのカゴの部分に玉が複数入賞すると、次回のラウンドでVに入賞して
くれるという嬉しいイレギュラーが存在しました。
そして、後日判明した事なのですが、このお笑い道場には役物のタイプ
が3種類存在し、簡単に取り替える事が出来たようなのです。
その為、お店の方も方針に合わせて自在に調整が可能だったようです。