・フィーバー(三共) | 懐かしのぱちんこ名機列伝

・フィーバー(三共)

初代フィーバー

■大当り確率:不明


資料がないので詳細は何もわかりませんが、間違いなく


記念すべきフィーバーの第一号。


一度大当りすれば、アタッカー内のVに入賞すればラウンド継続が

確定。つまりラウンド回数が無限だった為、お店の打ち止め個数に

到達するまでひたすら継続が続いたわけです。


登場時はこういうスペックが受け入れられるかどうか全く謎だった

わけですが、新潟のとあるホールが一気に120台導入して人気を

得た事から全国的に火が突きました。


当時はドル箱が用意されていませんでしたので、大当りするとバケ

ツに玉を移していたそうです。


ちなみにフィーバーというのは当時ヒットしていた映画「サタデーナイト

フィーバー」から拝借したらしいのですが、その後しばらくは、デジ

パチ=フィーバーという呼び方が定着していました。


これは今でもたまに店内アナウンスで「●●番台フィーバースタート」

なんかで他社の機種も呼ばれたりしますしね。


又、当時は「熱中時代」というテレビドラマがあり、その主題歌でもフィ

ーバーという歌詞があった事から、(偶然とはいえ)抜群の知名度から

あっという間に定着しました。



三共に負けじと他社も「ブラボー」(平和)「パニック」(三洋)「エキサ

イト」(ニューギン)「ルーキー」(西陣)「アイドル」(大一)等デジパチ

に呼称をつけてはいたのですが、それでもひっくるめて「フィーバー

機」と呼ばれる事が多かったのです。


デジパチ人気はあっという間に全国区となったのですが、大当りし

てショック死した人が出た事(徹夜明けでパチンコをしていた事も、

原因だったらしいです)から、そのゲーム性が問題となり、以後常

に内規の変更が繰り返されながら現在に至っています。


余談ですが、盤面に「AKASAKA」というロゴがありますが、これ

は当時関東と関西で台枠のサイズが異なっていた事が理由です。

(関西での名称は「茜」)


関東枠は土地事情を考慮して1cm横幅が短くなっていたのです。



初代フィーバー

こちらはアタッカー1段バージョン。

アタッカーの形状で地域別に規定が異なった為、登場。


現在では完全にこちらが主流ですねw


*3連アタッカーフィーバーの画像は古米店長さん から提供していただきました



■ゲームで遊ぶ

ヴィクトリーゾーン

Amazon.co.jp


他の収録機種はバニーズⅡ、フィーバーパワフルⅢ、タイムショック、サンダードラゴン 
フィーバーフラッシュⅠ、うちのポチⅠ、フィーバーレクサス、マジックカーペット 
スーパーコンビⅡ、ニューフィーバー


3連アタッカータイプが収録されています。