サーカス3
【メーカー】北電子
【販売年月日】1996年6月
【タイプ】A
【特徴】完全告知タイプ
4号機第一弾のクリエーター7の後継機として登場したサーカス3は、払い出し方式に
若干の変更があったものの基本的なデザインやゲーム性はそのまま継承されました。
初心者向けに分かり易いパチスロ機という北電子の姿勢は当時から一貫しており、この
時点でジャグラーの原型がほぼ完成していたと言えるのではないでしょうか?
但し、当時は完全告知というものが全く受け入れられておらず、ホールで実際に設置され
る際には告知ランプの配線をカットして営業しているお店がほとんどでした。
メーカーとしては不本意だったのかも知れませんが、本来不要であるリーチ目用のシール
にはチェリー付きのボーナスパターンが紹介される事となりました。
幸い次機種のジャグラーによって、ようやく告知というものが受け入れられるようになり、この
ような不自然なフラグ察知は姿を消す事となりました。(但しジャグラー登場初期はランプを
使用していないお店も結構ありました)
ジャグラーもそのデザインから、サーカスの後継機というのはおぼろげながら予想できると
思うのですが、実はもう一つ「ピエロ」という幻の後継機がありました。
開発は順調に進み、後は登場のタイミングを計るだけの状態にありながら、この台が陽の目
を見なかったのは、当時既にピエロの図柄を使用していたメーカーがあり、そこからクレーム
が来た為でした。
しかしながら、それによってジャグラーが登場したわけですから何が幸いするか
わからないものですねぇ・・・・
*尚幻の機種ピエロのパネル画像は上の圧力をかけたピエロさんをクリックすると
確認する事ができます♪