結局某所から圧力?がかかり、サーバ公開して一日で消滅してしまいました(笑

そんで全てが嫌になり、しばらくゴルフやらなんやらしていました!
脱モバイルライフ…とはいきませんでしたが、ね


さて、このブログを更新していないうちに、
iOS7は発表されるわ~
iPhoneがdocomoから発売されるやらで、大変でした!

ぶっちゃけ、iPhoneがdocomoから発売されると聞いたのは、1○日でしたが。。。

さて、今のiPhone5にiOS7 GMを入れましたが、見事にdocomo Profileがないです。

$ち~やののブログ-iOS7

なので、LTEが使用できませんw
(unknow.buddleを掴んでいるため)

docomoのサポートがあつければ、iPhone5以前のマシン全てにdocomoプロファイルが配布されますが、まぁ期待しないでください。

なので、MVNO使用者は、iPhone5のSIMフリー版(脱獄済oriOS6.0.2)でいるのが一番かと思います。

というのも、iPhone5c, 5sには、docomo.bundleが入っている関係上、脱獄しない限り以下のAPNが変更できなくなる可能性があります。

1.LTE用APN設定

2.テザリングAPN設定

3.MMS用APN設定

一応、「3G(UMTS)用APN」は変更できます。
iPhone構成ユーティリティを使用することで...

--ということで、今回はiPhoneのcarrier.bundleについて解説します。(資料はiOS6.xのもの)

iPhoneのRoot→/System/Library/Carrier Bundles/iPhone/にcarrier.bundle格納先があります。

キャリア名のフォルダ(softbankならSoftbank_jp.bundle)と、キャリアコード(docomoなら44010)のフォルダがあり、その中に以下3ファイルが最低入っています。

・carrier.plist
・Info.plist
・version.plist

この中でも複雑なcarrier.plistをまず解説。

名前の通り、キャリアが設定する情報が格納されています。

画像①
$ち~やののブログ

画像①の、"APNEditabilityTypemask"が、ユーザにどこまで編集させることを可能にするか?のコードになります。

比較的多くの国が、APN変更できないように設定しています。(名目上は、下手にAPN変更されて一般の方がインターネットにつながらないことがないように。または、うちのAPNを使えば、うちが儲かるからw)

なので、脱獄する人や自作bundle作成する人は、ここの値を「53」にします。

画像①の下のほうは、緊急地震速報の設定が書いてあります。

ここはServiceIDが正しければ、各キャリアの緊急地震速報を受信できます。

画像②
$ち~やののブログ-pro2

画像②の網掛け部分は、緊急連絡先が書いてあります。
日本の全キャリア変更ない部分かと思います。

んで、真ん中らへんがMMSの設定
iOS7.1で変更が入るかもらしい噂がありますが、真相は謎。
当分、docomoは関係ない部分ですよ。

最後が、"PhoneNumberregistrationGatewayaddress"。
ここは、iMessageやFacetimeのアクティベートする際にSMSを送信する電話番号が書いてあります。docomo.bundleにすれば、今までかかっていた国際SMS通信料が無料の番号に変更されるでしょう。

画像③
$ち~やののブログ

画像③では、ステータスバーになんて表示させるかの設定ができます。
画像を使用しているキャリアはほとんどいなく、
基本は、"StatusBarCarrierName"の文字が表示されます。

docomoは"docomo"と表示されるようになるようです。

画像④
$ち~やののブログ

画像④は、APN情報が書き込まれています。
"type-mask"="55"は、モバイル用APNです。

先ほど解説したとおり、ここのAPNはiPhone構成ユーティリティで上書き可能です。

一方、"type-mask"="54"はテザリング用のAPNになります。

テザリング用APNは、iPhone構成ユーティリティで変更できません。

以上が簡単ですが、carrier.plistの説明。

そして、LTEに対応しているキャリアはiOS6以降、もう一つのplistファイルがあります。
これのせいで、iOS6の脱獄時にキャリアバンドル作る手間が増えたのです。

・overrides_N41_N42.plist

こいつがやっかいで、いわゆるcarrier.bundleに追加で情報を加えるplistになります。

画像⑤
$ち~やののブログ

網掛け部分が、LTEのスイッチを表示させるか?の制御と、LTE用のAPNを記述するところです。

更にiOS6ではワナがあり、
このoverrides_N41_N42.plistを適用させるキャリアなのかを以下のフォルダで制御しています。

$ち~やののブログ-iFun1

root→/wireless/Library/Preferences/
フォルダ内のcom.apple.commcenter.attach_apn.plistファイルに、overridesするキャリアを指定してあります。

ち~やののブログ-docomo
ち~やののブログ-44010

んで、overrideが有効となると、

iPhoneはcarrier.plistとoverrides_N41_N42.plistから、
”device+carrier+44010+N42AP+14.0.plist”を作成します。

このplistは、自動で生成されるため、中身がどのように変化するかまだ見えていませんが、
この生成具合によって、MVNOのSIMがどこまで有効になるのかわかるかと思います。

とまぁ、今更感ですが、iOS6のキャリアバンドルの説明完了。

ちなみに、overridesにはもうちょい細かい設定する箇所がありますが、そちらはまた気がのったときにでも。。。

ってことで、iPhone5sはたぶん買いません。
カナダかアメリカに遊びに行く機会はありそうだけど。。。