夕べは2回目のイフタールの会を開催した。
いや~~~~~~~~、暑かった。

うちの6Fはエアコンが動いていない。
普段使う部屋ではないので、日頃から使える状態にしていない、というだけの事であるが、しかも70名ほどのひとが集まって熱気と暑さで、暑かった。
にも関わらず、多くの方々が集まってくださった。
近所に住むムスリム、日頃お世話になっている日本人の方々、日本人ムスリムも多く参加しており、「今日初めて礼拝します」というムスリマや、「今日初めてこういうイベントに参加します」「初めてナシード聞きます」「初めてちゃんと授業を聞きます」という初めてが大変多かった事ようで、それをご提供する事ができたことに嬉しく思う反面、これまでそれがなかった事に、もっと早くそんな機会を提供できていれば、とも思う。


これは男性陣側であるが、間仕切りの向こう側に女性陣がわさっと居る。
今回はマグリブの礼拝のあと、お食事。


続いて、男性陣らによるナシード(Qaseeda)とイマームモハセンによるダルス「非ムスリムとの接し方」「レイラトルカドル」とQ&Aセッション。

そして、イーシャとタラウィーの礼拝を行った。

お食事は大阪にあるケータリング企業様より配達して頂いた。和・洋・亜で、さすがケータリング会社、というような見栄えと内容であった。
ご好意にも格安でそれをご提供頂き、大変ありがたかった。
関西で機内食のケータリングを普段している企業様であるが、今回は特別に2時間以内に食べる、ということでご提供頂いた。この企業のなかにはムスリムもキッチンと営業に携わっており、社内のハラール化にも貢献している。ムスリムがいる、というだけで我々ムスリムにとっては、そこから出てくるものがハラールである、という担保ができる。もちろん、そのムスリムがどういうムスリムであるかにもよるが、同胞が同胞を欺くわけがない、という暗黙の安心感が共通の信仰を通して存在する。
また、この企業のハラール化が進んだのは、社長自らがそれに働きかけてきた事が大変大きいと思われる。そして、ハラール委員会のメンバーらが更に真剣に取り組んだ事、企業の姿勢と精神があってこそ、できたと思う。
逆に、一部の人や一人の人が企業のハラール化をしようと思っても、できるわけがない、ということである。ハラール化に取り組むのであれば、社内全体で把握している事が大切であるし、会社のトップが「さあ、やろう!」という姿勢がなければなし得ない。

そんなこんなで、多くの方々のサポートを得て、今年最後のイフタールを締めくくった。
アルハムドリッラー

断食をする人のイフタールを提供することは大変バラカのある事だ、とそれを準備する人も、手伝う人も、参加する人も、提供する人も。来年も更に良い機会を提供できる事を願う。インシャアッラー

世界中の貧困を強いられている人たち、境遇の大変な人たち、不当な扱いを受けている人たちにアッラーの多大なるお恵みがありますように。彼らがそれを乗り越えられる力が倍増しますように。アーミン