アジア太平洋地区担当のScott Chen副社長(Vice President, APAC Region, Kingston Technology,rmt,写真中央右)が製品紹介を行った  Kingston Technology(以下,Kingston)は,現地時間2011年6月2日,台北市内で報道関係者向け説明会を会社し,ハイエンド市場向けのラインナップを拡充すると発表した。  Serial ATA 6Gbps対応のSSDや,「Sandy Bridge世代のCPUと組み合わせたとき,自動的にオーバークロック設定を適用する」というメモリモジュールなどが,同社のゲーマー向けメモリ製品ブランド「HyperX」に追加されている。 HyperXに追加されたSerial ATA 6Gbps対応のSSDと自動オーバークロック対応のメモリモジュール HyperX SSD  いままではメモリモジュールのみがラインナップされていたHyperXブランドだが,今回初めてここにSSDが追加されたことになるわけだ。そんなSSD「HyperX SSD」から見ていこう。  HyperX SSDは,NANDコントローラにSandForce製「SF-2281」,NAND型フラッシュメモリチップにIntel製の25nmプロセス品をそれぞれ採用する。  Kingstonの担当者によれば,Intel製の25nmプロセスで製造されるNAND型フラッシュメモリチップを採用したことで,同等プロセスの他社製NAND型フラッシュメモリよりも長寿命化を実現できているとのこと。  さらに,データを読み書きに使用しない領域となるスペアエリアをユーザーが拡張できるようになっており,ドラゴンクエスト10 RMT,パフォーマンス向上を図っているという。  なお,HyperX SSDは,容量120GBと容量240GBの2種類がラインナップされ,両モデルともに,シーケンシャルリードが最大525MB/s,シーケンシャルライトが最大480MB/s,4K読み出しのIOPSが最大95000となる。2モデルでスペックが異なるのは,容量を除くと4K書き込みのIOPSのみで,容量120GBモデルが最大70000,容量240GBモデルが最大60000とのことだ。 HyperX SSDの基本仕様と特徴。Intel製の25nmプロセス技術で製造されるNAND型フラッシュメモリ採用により,長寿命化を図っている HyperX SSDのデモ
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