。芝居では潮の満ち引きで戦の勝敗が変わるというドラマチックな展開になるそうで,そこがゲームと重なる部分があったそうだ。  最後に12月16日に発売されるシャイニングシリーズの最新作,「シャイニング?ハーツ」の音楽についても触れられた。ここ数年の菊田氏は,オンラインゲーム制作を活動の場としており,コンシューマゲーム機向けRPGの楽曲を担当するのは実に10年ぶりなのだという。そんな事情もあってか,力を入れて作曲したとのこと。  次のコーナーには,「ゲ音団」を主宰するTECHNOuchi氏が登場。ゲ音団とは「ゲームの音屋の団体」の略称で,現在は参加者が100名を超えている。これは,同じ業界にいるのに会社が違うため,なかなか繋がりができなくてもったいないと考えたTECHNOuchi氏が,「飲み会の連絡網」の延長といった感覚で作った団体だ。  ここで,ドワンゴと協力して2011年1月から月2回程度,ニコニコ生放送でゲ音団のチャンネル「生だらゲ音団」を開始することが発表された。内容はまだ確定していないそうだが,TECHNOuchi氏と今回のメインゲストで,ゲ音団のメンバーでもある菊田氏がそれぞれプロデュースするそうだ。  また,TECHNOuchi氏とコナミ時代の同期でもある竹安ディレクターが企画,ゲ音団の連絡網をフル活用する形で総勢26組の著名アレンジャーが参加した「悪魔城ドラキュラ」のアレンジCDについての発表も行われた。CDは,Vol.1&2の2枚があり,2011年1月13日にコナミスタイルで独占販売される。このほか,ダークブラッド RMT,年末に開催されるコミケ79において,ゲ音団のコンピレーション第2弾が発売されるという情報もここで発表された。  続いてTECHNOuchi氏の招きでゲームアイドルの古川未鈴さんが登場し,彼女の所属するディアステージとゲ音団とのコラボレーション第1弾となる楽曲「トゥインクルリンク」を紹介。こちらも先に紹介されたコミケ79にて同時発売されるとのこと。  最後にTECHNOuchi氏は「ゲ音団に参加しているメンバーはそれぞれ仕事を持っているが,音楽活動を広げていけるサークルみたいな場にしたい。今回紹介したような,pso2 rmt,アイドルへの楽曲提供や,アレンジアルバムへの参加,コンピレーションCDの制作など,仕事以外の場で音楽活動を楽しみ,それを仕事にフィードバックできればいい」とまとめ,コーナーは終了した。  ここでステージにいた人達は一旦退場し,あらためて光吉氏と坂本氏,そしてセガ広報の西村氏が登場
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