さて、ナゴヤ・プロモーション会議ですが、今回の第2回も傍聴に行ってきました。
色々必死にメモ取ってる様子がテレビに映されてたようですが・・・(苦笑)

今回のナゴヤ・プロモーション会議ですが、白鳥庭園の清羽亭の一の間と二の間に絨毯をひいて机を並べて行われました。
前回の会議室の半分程度の大きさなので、参加者同士も近いですし、私達傍聴者6名も、何故かまどかのすぐ後ろに座る形に(笑)
#おかげでまどかが発言してる様子は見えなかったのですがね

さて、会議の前に、まどかが水色の浴衣姿(名古屋でのお渡し会で着た浴衣)で登場。
I先生やK先生が、まどかの浴衣姿にテンションあがってました(笑)
まどかは特に今回初登場となる方々に丁寧に御挨拶してました。

会議前には、池の向かい側の立礼席で琴の演奏が行われました。
こんな場所で琴の演奏を聞かせてもらえるとか、贅沢すぎます。

それでは会議開始。

まずは市の担当者から、調査結果の説明。
結果の概要については、テレビで観た方も多いでしょうか。

札幌・東京23区・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡の8都市での比較。
愛着度は7番目(8番目は大阪)
誇り度は6番目(8番目は大阪、7番目は東京)
推奨度は最下位。
ぱっと観ると大阪の方が酷くない?と思う所ですが、これが大阪の底力。
推奨度はなんと名古屋の2倍以上。
つまり、大阪は愛着とか誇りになくとも、奨めるんです。
愛着?誇り?それよりも大阪においで。これが大阪の気質?

そしてテレビでは「訪問意向」が最下位にってことで騒いでましたね。
行ってみたいと思わない街。
でも、実はこれよりももっと深刻な内容がありました。
8都市の中で、推奨する街として自分の街を選んだ割合が、名古屋市が最低。
しかも自分の街を選ぶ割合が1位じゃなかったというのが、名古屋だけという現状。
自分の街を選ぶ人が一番少ないのが「名古屋」
これがなにより問題ですね。
やはり自分が住んでる街を奨められないというのは、、、ね。

実際、名古屋に住んでる者として、非常に住みやすいのですがね。
名古屋は観光地としてではなく、生活する場所なんでしょうね。

これらを元に名古屋市側として、市民を啓蒙するようなパンフを配布するなんて案がでたのですが・・・

さてさて、こういった話を元に、参加者の方々のコメントを雑多にまとめてます。
めちゃめちゃ読みにくいと思いますが、あくまでメモを書いただけですのでご了承ください。
また、書き方が悪く、本来の意味と違ってる場合も十分ありますので、鵜呑みにしないでください。あくまで自分が書いた「メモ」を公開してるだけです。
ですので発言された方の名前は書きません。
ただ、梅本まどか さんが発言した内容だけは分かるようにしますね。

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プロモーションツールの確立が必要。
過去に様々なロゴやキャッチコピーが出来てあふれている。整理分類して統一させるべき。
既存のメディアに乗っかるべき。SNSを活用すべき。
紙媒体に頼る時代じゃない。
なぜ魅力的な街にする必要があるのか?
街が魅力的になる→企業が集まる→地価上昇→儲かる→経済成長へとつながるから。
儲からない事に企業は乗らない。

観光の名所を作る。特に記念写真を撮りたくなるような場所を作ることが大事。
あらゆる公共機関(地下鉄・バス停・公共施設など)で統一されたロゴ・キャッチフレーズで街をジャックする大作戦を。
観光案内版がデザイン博以来更新されてないので、デジタルサイネージにするなど美しい街にしたい。
名駅などの再開発が行われているが、シティプロモーションとは関係なく行われてしまっている。
街づくりには戦略が必要。一般市民と共に勉強会を開催すべき。

名古屋はどんな人に褒めてほしいのか?
調査結果見ても、あらゆる分野で勝ててない。
どんな街になりたいのか役所が決めたら面白くない。
市として選択肢を作って、これを市民に投げて討論させ検討させるべきでは?
市民とブランドイメージを作り、市民と戦略を作っていくべき。

アンケート結果については、一部の人には大きなショックがあると思う。
そんな人を啓蒙するにはチラシもありかも。
調査してイメージがシャープに表現されてて、調査を行ってよかった。

まずは将来像を見据ないと。
本当に名古屋はいい所なの?市民がそれに気づいてるならば、なぜ発信しないのか。

市民を巻き込むってあるけど、これが一番難しい。
市民が市民を鼓舞するようになると面白い。

<梅本まどか>
名古屋の人は熱心。仲間意識・そこだけの意識っていうのが強い。
SKEは他の48グループが沢山あるが、SKEだけっていうことが結構あった。
名古屋の人は自分達だけが頑張って、他と仲良くしていこうとか一緒に盛り上げていこう、一緒に楽しむっていうのが苦手なのかなと。
例えば横浜と比べてとか、京都と比べてとか(だったら、名古屋には)熱田神宮もある、そういう所と手を結んではどうか。
逆にいろんな所に、名古屋だったらここがありますよとか、お互い支えあっていけば、色々たくさん名古屋にはあるので、その各方面の強い人達が、そこの人達と手を結んでいけば、名古屋をもっと知ってもらえるのでは?

「名古屋」をどう広めていくのか?
早めに情報を知って広げたいという人がいるので、そういう市民の協力者を捕まえるべき。

名古屋のライバルってどこ?日本の他の都市と比較してる場合じゃない。
時代はグローバル。
世界の人達への情報発信をすべき。
名古屋には170か国の人が住んでいる。
(ここではとある具体案が示されますが、実現した時の事を考慮してカットします)
子供が名古屋に誇りを持てるようにしたい。

プラスアルファを作りだしたい。
都市の中にただオブジェとかを点在させるように街を装飾しただけではダメ。
21世紀型のプロモーションを行いたい。

国際競争力が必要。
アイドル、ロボコン、都市の魅力など何でもいい。
東京よりも京都よりも「名古屋」という何かを。
セントレアに来た国際ビジネスマンにアピールできるものを。

地域間競争ではなく、地域連携でシティプロモーションを行うというアイデアは凄い面白い。
例えば台湾にも上海にもインドネシアにも梅本さんのファンやSKEのファンが居るかもしれない。
そうすると名古屋の中で梅本さんのことやSKEのことが大好きな人が、「台湾のSKEを好きな人」とつながることによって名古屋の凄さを伝える。
トヨタのレーシングチームとかを大好きな名古屋の市民と、全国のレーシングとかF1とかが好きな人と繋がって名古屋の凄さを伝えてくれる。
名古屋の中の語り部みたいな人をしっかり作っていくことで、それぞれの人がそれぞれに対して名古屋の凄さを伝えることができる。
名古屋の持ってるそれぞれの魅力を体現できる人が名古屋に結構な数いる。
ドラゴンズやグランパスもそう。グランパスのアウェーのファンをどれだけ大事にできるか。
その人達を大事にできれば、いろんな街で名古屋のことを大事にしてくれる人が増える。
一般論として名古屋が好きではなく、個別のものを名古屋に結び付ける仕組み。
梅本さんが提案した「地域間連携」によって、その外に居る人達を動かす中の人みたいな仕組みがつくれると面白そうだなと。


前回の会議で梅本さんがブログに書いてくれてそのコメントを観た。
「自分は名古屋に行ったことないけど、まどかが居るから俺は名古屋が大好きなんだ」みたいな。
街ってそういうことで好きになっちゃうんだなとものすごくショックを受けた。
普段は興味ない街でも、彼女がその街の出身だったらいい街だなと思う訳で。
そういう何か繋がりで街の魅力を作ること、多分一番できてない。


現在、名古屋城や熱田神宮、東別院、大須など、個別に活性化を図っているがこれら全体をモノ造りの中心に。

<梅本まどか>
名古屋って沢山いいモノがあるが、何か発信してみようとツイッタ一個づつ名古屋のいい所とかを発信している。
それに共感とか、ちょっと行ってみたりしていいなと思ったら、それを一緒に拡散して欲しいと言ったら、そんな所があったんだとか色々凄い言ってくれた。
簡単にそういう共有できるものがいっぱいある。
今若者の力って凄くて、ネットが本当に凄い。
PRとかで例えばそこに居た人達を写真に撮って公開したら、その人達は嬉しいから、それを共有してくれると思う。


地下鉄を地域中学生の情報発信の場にできないか?
自分達の駅を誇りに思えるようになる。

どんな小さなことでもいいので、やる側にメリットがなければやらない。
それこそ拡散したことを梅本さんに見てもらえる、RTされたりいいねしてもらえる、それだけでもやる気になる訳で。


単発じゃダメ。
最終的な戦略が必要。
企画を寄せ集めて終わってしまってはダメ。

市は具体的に何に困っているのか?
ここが困っているの「ここ」を明確にしてほしい。
漠然としてる。具体的に言って欲しい。そうすればもっと具体的な提案ができるのでは?

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こんなとこでしょうか。
書きもらしていることも多々あります。

あくまで今回のメモは非公式です。
書いちゃいけないこともあるかもしれません。
まぁ公開会議なので、大丈夫だとは思いますが、問題がでてもいけないので、発言者名は梅本まどかさんだけ分るようにしてあります。
っていうか、内容的に分りますよね(笑)

公式な議事録は名古屋市から発行されます。
ちなみに前回のナゴヤ・プロモーション会議の議事録はこちらにありますのでよかったら見てください。


さて、会議を傍聴しての感想ですが、、、
名古屋についてここまで熱く語る場なんて初めて(正確に言えば前回の会議もそうですが)体験しており、とても楽しいです。
参加されている先生方が、とても熱心に名古屋を叱咤激励している感じが、わくわくします。
そしてメモを見ていて分ると思いますが、まどかの発信した「地域間連携」というキーワードが会議を盛り上げました。
特に河井教授がこの発言にとても共感してくれたのが嬉しかったですね。


これからどんな案がでてくるのか?
どんな策が行われようとするのか?
どう名古屋が変わろうとするのか?
もしくは結局何もかわらないのか?
まどかが名古屋を変えられるのか?

色々期待しながら、次の会議も楽しみにしたいと思います。


コメントお待ちしております。