おはようございます!
さんくるです。
行動や感情を場面や状況に合わせてコントロールできない状態。
どちらも社会生活に適応できなくなると、社会的行動障害と判断されます。
私の場合で言うと「あぁここは技術的に怒ったほうが良いのであろうな」と思っても感情が出せなかったり、諦めちゃったり。
これは未だにそうかもしれない。
別に死ぬわけじゃないからいいじゃん。と思っちゃうと、たいてい何でもOKになっちゃう。
たぶんこれは大人としてダメだよね。
とりあえず自分に関して言うと、暴力的になったことは大人になってからは受傷前受傷後ともにないので、対策も方策もわからないんですが、そういった障害が色濃く出てしまう方のご家族は本当に大変だろうと思います。
当事者も制御できない怒りを持ち続けてとても苦しそう。
だけどこれも「本来のその人」を知らない他人から見たら、単に怒りっぽい乱暴者の嫌な奴でしかないわけで、見た目で不自由さを感じさせない場合は障害を理解してもらえずに孤立していってしまうことになります。
たぶん今までお話させていただいた記憶障害も注意障害も遂行機能障害も、何かで頭がいっぱいだとか気もそぞろとか心ここにあらずなんて表現がある通り、誰だって多少は身に覚えがあるんじゃないかな。
何を取りに来たかわかんなくなっちゃうこと、ボーッとしていて車にぶつかりそうになったこと、アレもコレもやらなくちゃと思ってんのに全然手がつけられなかったりしませんか?
たぶんそういう時は脳の機能が落ちているんだと思うんです。
社会的行動障害だって、グルッと見渡したらそれっぽい人がいるんじゃないかな。
生活に支障がなければどんなに変なことやろうが言おうが障害とはいいません。
多かれ少なかれ皆が経験したことのある脳機能の低下なんですが、それが極端だったり、失った部分があったり、自らコントロールできなかったりして、生活に支障が出てしまうのが高次脳機能障害なんだと思います。
事故でも脳血管障害でも低酸素脳症でも脳腫瘍でも起こる可能性のある障害です。
工夫できるところは道具を駆使して、手助けしてくれる人がいるのなら、困っている部分を伝えて、不自由を乗り越えていけるように頑張りましょうね!
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