パラオのこと | 「ステュディオス」な生活

パラオのこと

ちょっと時期を逸してしまった感もあるのですが、年末年始をすごしたパラオのことを書こうと思います。

滞在ホテルはパラオロイヤルリゾートで、ホテル内にあるダイビングサービス、ブルーマーリンさんにお世話になりました。

パラオは2度目だったのですが、今回はラッキーな出来事が多く前回よりも楽しめました。
ダイビングは全部で10本もぐってきました。

ジャーマンチャネル
マンタ 1本目はチェックダイブも兼ねて、マンタ狙いでジャーマンチャネルにダイブ。
エントリーするとかなり透視度がいい。これははずしたなと思いました。
マンタのステーションになる根に行ってもやはりいません。だめかとあきらめてガーデンイールやタイマイなどを写真に撮っているとなにやら近づいてくる影が!マンタです。しかもまっすぐこちらに向かってくる!
絶好のシャッターチャンスだったのですが、まだ使い始めたばかりのカメラでスリープ状態から復帰させる方法がよくわからずスイッチをOFFしてしまい、結局取れたのは遠い後姿。
残念でした。写真はその残念な後姿。

ブルーコーナー
バラクーダ ナポレオン 10本中2本もぐったのですが、よかったのは1本目。
エントリーしたときにはあんまり流れておらず、魚影も少ない。いまいちだなぁと思いきやドロップオフのエッジからちょっと離れたところにバラクーダの渦が!
気づいたのは僕らのパーティーだけのようで、独占状態でしばし激写の時間。
夢中で写真を撮っていると、バラクーダたちが僕の周りを回っている!?そうです!
いつの間にやら渦の中に入ってしまっていました。ちょっと怖かったですが、二度とない体験が出来ました。1枚目の写真はその様子です。
また、ナポレオンも結構見れるのがこのポイントの魅力(まあ、パラオではいろんなポイント見れますが)。
気が付いたらすぐ隣を泳いでいてびっくりしました。写真はそのナポレオンです。





ウーロンチャネル
ウーロンチャネル 朝一で潜りました。程よく流れているときで、快適なドリフトダイブを楽しんでいると、
ガイドさんが突然、大興奮!!
ベルを鳴らし始めたかと思うとぐっと腕をつかまれ急浮上しました。何事か?と思いつつガイドさんが指す指の先になんとバショウカジキ(体長約3m)が!!!!
残念ながらすぐに泳ぎ去ったので写真に収めることは出来ませんでしたが、しっかりと目に焼き付けました。
チャネルの終点の砂地で、ガイドさんがフィンをはずすので何かと思っていると僕にもはずせとの合図。ガイドさんはまるで陸上のように軽やかに砂地の坂道を上がっていきます。写真はその様子です。
僕も真似してみましたが、はねると体が浮いてうまく進みませんでした。次回はうまく歩いてみせると誓いエグジット。

シアストンネル
アケボノハゼ 行きたかったポイントの一つだったシアストンネル。3週間前にジンベイザメが出たとのうわさもありましたが、残念ながら出会えませんでした。でも、トンネルの入り口に魚の渦が。きれいに安定した渦を巻いているのを撮りつつトンネルを奥へ。幻想的なトンネルをくぐり出口付近でアケボノハゼを見ました。
こんなにじっくりアケボノハゼの写真を取れたのは初めて。いいの撮れました。写真はそのアケボノハゼです。





ブルーホール
ブルーホール エントリー前は雨が降っていたのに、潜っているうちに日が差してきてとってもきれいでした。今回、ほんとについてました。外から差し込む光が本当にきれい。
ニチリンダテハゼもばっちり写真に収めることが出来ました。








ニュードロップオフ
パラオらしいダイビングになりました。崖のエッジにカレントフックをかけて小魚を狙うサメをゆっくり観察しました。
結構大き目のホワイトチップが魚の群れに盛んのアタックする様子をじっくり観察できました。3-4匹のサメがぐるぐる回っている様子は迫力があり、見ていて飽きませんね。

セントカーディナル
コガネハゼ 新しいポイントということで連れて行ってもらいました。
飛行機に乗る前の最終日にはぴったりの浅めの珊瑚の豊富なポイントです。ちなみに最大水深は10m程度。
小魚いっぱい。まったり、ゆった
り、じっくりと50分超のロングダイブで潜りました。
写真はコガネハゼです。







シャンデリアケーブ
ニシキテグリ
今回のパラオのラストダイブはケーブダイビングしたことないメンバーがいたのでここにもぐりました。
今も鍾乳石が成長している水中鍾乳洞へ入っていくダイビングです。
真っ暗な中を水中ライトの明かりを頼りに奥へ進んでいくと水面から顔を出せる場所があり、鍾乳石を観察できます。
このポイントは鍾乳洞もさることながら、ニシキテグリが豊富なポイントで、僕の楽しみはむしろそちらでした。
ここは1時間を越える超ロングダイブでニシキテグリを撮りまくりでした。写真はそのベストショットです。




さてダイビング以外のことも少し書いておきます。
滞在したホテルはパラオロイヤルリゾートでした。できてまだ3年くらいの新しいホテルできれいで快適です。
ホテル内にダイビングサービス「ブルーマーリン」があり、これまたホテル内の桟橋からすぐに船が出ます。
とっても楽ですね。

また、前回来たときにはなかったと思うのですが、ホテルとダウンタウンを結ぶシャトルバスが走っています。
7ドルで1週間乗り放題。夜の10時ごろまで走っているのでホテルの外に買い物に行ったり、食事に行ったりするのにとっても便利でした。時間にも結構正確で使えます。

実は、今回のパラオ旅行でひとつ心残りがあります。
フィッシュアンドフィンズというダイビングショップで作ったD-LOGがほしかったのに買えなかったことです。
これはパラオの主なダイビングポイントの3Dデータでいろんな角度からポイントを見ることができるという優れもののパソコンソフトらしいのです。
WCTCにも売っているという話を聞いていってみたのですが、痛恨の休業日。うーん残念。
どなたかパラオに行った際に買ってきてもらえないでしょか。
というか、またパラオに行ってやるぜ。