仕事のかけもち Starting Point (9) | Across The Border (国境を超えて)

仕事のかけもち Starting Point (9)

MASAはたったの半年で、

そのままの生活には満足出来なくなってゆく。


そこから先には、二つの道があることに気がつく。


一つは、仕事の成績を

がぜん向上させることに、

全力を傾けるという道。


MASAの仕事は営業なので、

成績次第では収入も増える。


もう一つは、転職するか、

もしくは掛け持ちで仕事をし、

所得を増やす道。


非常にわかりやすい選択肢。
でも普通の人には簡単にできない。


当時のMASAは仕事であるホテルのバンケット営業を続けていくのに

自信を持ちかねていた。

だが、迷わず二番目の道を選ぶ。


MASA: しかし、実際は転職などする勇気すらなかった。。。
     そこで、ありとあらゆるバイトを

     掛け持ちしていきました。。。


今のMASAは何をするにも、

自信に溢れているように見える。


でも、未成年で、世の中を何も知らなかった

当時のMASAは、まだまだ何もわからなかったに違いない。


手探りで MASAが探してきた仕事。


・下水道工事
・首都高の街燈電球交換
・道路の白線引き
・交通量調査
・様々な工場


とにかく書ききれないほど 

様々なアルバイトを掛け持ちしたという。


どれも夜のアルバイトで、時給制。

そしてMASAは気がつく。


MASA: つまり、どんなにがんばっても

     その時給以上の給与にはならないわけです。


若さで仕事を掛け持ちしていたMASA。


まだまだそれではMASAが満足できる

生活にはほど遠かった。



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