最初の仕事 Starting Point (8)
MASAが東京に出たのは バブルと言われた時代の末期。
正社員にならなくても、そこそこお金を稼ぐことが出来た時代であった。
考えてみれば ラッキーな時代だったと言える。
就職情報誌に たくさんのアルバイトを募集していた。
MASAによると、世の中は正社員より
「フリーアルバイター」の方がよほど稼げるという時代。
MASAが東京に出た頃は、
「フリーター」
という造語が生まれた頃だった。
普通に昼の仕事をしていただけでは、
生活することで 精一杯。
これじゃあ 何の贅沢もできないことを
MASAは3ヶ月もたたないうちに理解する。
MASA: 思考も発想も子供の域を越えてない僕には
その状況を打開できる方法など
到底 思いつくわけもない。
MASAの最初の仕事は ホテルのバンケット営業。
基本給(ノルマ)+歩合で 仕事さえ取れれば
少なくとも、平均レベルの生活はできる条件だっただろうと
今のMASAは言う。
しかし18歳の少年。
初めての営業職。
MASA: 土地勘もなく、東北の訛りも抜けきれていない
そして知り合いも親戚も友だちもいない東京で
歩合にたどりつくことは 奇跡に近かったものです。。。
最初は 仕事を覚えて、最低限のノルマをこなすことが
精一杯だった。
でも 半年もすると生活のパターンがつかめてきて
MASAは生活の改善を願うようになる。
いったいどうやって生活を改善するのか?
==================
☆ MASAはいつも 新しいものを求め、
そして ベターになることを
考えているように思います。
「Kaizen」は 今では世界で通じる
言葉になりましたが
MASAは その「Kaizen」を
いつも念頭に置き、上を目指しています。
==================
画像From:http://www.ashinari.com/