【魔都】 Starting Point (7)
MASAから見た同年代の大学生達。。。
それはMASAより 何百倍もお金持ちで、
車を乗りまわし、毎日遊んでいるように見えたという。
MASAの境遇と比べたら、大学生達は
「この世の春」
を謳歌している存在にほかならなかった。
MASA: 時代はバブルの真っ只中で、
東京は、田舎から出てきたぼくにとって
【魔都】
そのものだった。
【魔都】と言う言葉は MASAの造語。
東京が「魔都」に見える人は いったいどれくらいるだろう?
東京といっても広い。
MASAの言う東京とは いったいどこだったのだろう?
MASAは 思い出したくないこともあって
はっきり覚えていないというが、
東京そのものがきっとそう見えていたに違いない。
MASA: 18歳の僕は、
自分だって着飾りたい!
おいしいものを食べて、
素敵な女の子と
この街で遊んでみたい・・・
と 毎日考たという。
しごく当然な若者の欲求。
でもこのような欲求をどう実現するかが重要なところ。
MASA:現実は厳しかった。。。
そんなに うまくことが運ぶはずもない。
何も知らない若い青年が、簡単にお金を稼ぎ、遊ぶことは
不可能に近い。
だけれど、MASAはそれに向かって頭も体も使って努力してゆく。
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