3884号「人間、本来、病(やまい)なし」
砂辺光次郎
講義録3884号
(2015/2/24)
ご訪問、心より感謝申し上げます。
病気というのは、心の傾向性が、外に現れた現象だと思います。
ですから、心の傾向を直せば、その病は、本来、消えていくはずのものなのです。
本来、魂は、まん丸であり、健康そのものなのです。
したがって、本来の、まっすぐな魂に戻れば、病気は、消えていくはずなのです。
私の知人で、ガンになり、心を整えていったら、ガンが消えてしまった、という方がいます。
その後、会社に復帰したのですが、いろいろな人間関係の中で、また、心が荒れてくるようになると、
再び、ガンになってしまった、という方がいます。
プライベートなことなので、詳しく言えないのが、残念なのですが、この方は、現在は、また、心を整えるようになって、奇跡的な回復途上にあり、私は、今、親しく交流させていただいてます。
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病気を乗り越えるには、結局、心をまっすぐにする、というのが、本来のカタチなのですが、
ただ、人生は、病気を治すのが目的ではないわけです。
世のため人のために生きることが目的なのです。
お釈迦様は、人生の目的を、上求菩提下化衆生(じょうぐぼだい げけしゅじょう)とつかみました。
これは、自分はどこまでも成長し、そして、同時に、多くの人々を幸福にすること、これが、人生の目的だ、ということなのです。
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ならば、私たちは、太陽の光を浴びて、すくすくと、まっすぐに生きましょう。
初夏のみずみずしい草花のように、すこやかに生きていきましょう。
病気など、いずれ消える霞(かすみ)のようなものと知って、
太陽を、目一杯浴びながら、元気に生きましょう。
すべては、与えられているのです。
笑顔と、感謝で、生きていきましょう。
私たちは、神仏(かみ・ほとけ)の子なのです。
健康であり、幸福であるのは、当然なのです。
みずみずしく、青々しく、さわやかに生きていきましょう。