今日はハーブの「コモンマロウ」をご紹介しますね。
アオイ科のハーブでヨーロッパが原産の「コモン・マロウ」、「ブルー・マロウ」とも言われています。
日本名は「ウスベニアオイ」
アオイ科の花は沢山あるので、良く似た花を見かけるかもしれませんが
ハーブティーに良く使われるのはこの種類です。
古代ギリシア、ローマ時代から食用、薬草として使用されていた「コモンマロウ」
神経を穏やかに鎮め、のどの痛みや過敏性の咳をやわらげ、胃の粘膜を保護してくれます。
利尿作用、便秘にも効果があり、体内の毒素を排出してくれます。
そして、美肌、美白効果もあるんですよ。
昨年植えた「コモンマロウ」今年は凄く大きくなって、とうとう私の身長を抜いてしましました。
花もびっしり!
行く度、行く度、いくらでも採れる程、今年は沢山の花が後から後から咲いてきます。
収穫が間に合いません(><)
これを乾燥させます。
風通しの良い日陰の場所が一番ですが、沢山のハーブを乾燥させる場所の確保が出来ないので
最初は車の中で一気に乾燥させて、かさを減らし
後は部屋で自然乾燥させてます。
ドライフラワーを作るのにも車の中だと早く乾燥するのでいいですよ。
乾燥させると濃いブルーになります。
まずはフレッシュをハーブティーにして
綺麗なブルーの色に変わります。
ドライにしたのマロウの方が色がもっと濃いブルーになります。
綺麗でしょう?
でも、この綺麗な色は長い時間は持たなくて、段々薄い赤紫色に変わって、その後薄い赤色になります。
夜明けとともに夜空が朝焼けに染まる様子と似ている事から
「夜明けのティザーヌ」とも呼ばれています。
長い時間このブルーを保つためには、氷を入れてアイステハーブティーにすると
いつまでも綺麗なブルーのティーを楽しむ事が出来ますよ。
そして、レモン汁を入れると、こんなピンクの色に一瞬で変わります。
もう、うっとりです。
でも味は全くと言っていいほど、ほどんと無味無臭なので、メインのお茶には
ちょっと物足りないかもしれません。他のハーブとブレンドしてもいいですね。
ただし、ブレンドすると、この綺麗な色にはならないので
やっぱり私はアイスハーブティーにして、夏のお水代わりに飲もうと思います。
その他に若葉はお天ぷらなど、食用としても利用出来るそうです。
まだ私は食べた事がないので、今度トライしてみたいですね。
花ももちろん食用に出来るので、サラダに飾ったらお洒落でしょうね。
後は色が綺麗なので、ポプリにも良く使われます。