ペルナンブコ復活! やっぱりメーカーに出した方がいい
グラフ・フォン・ファーバーカステルのペルナンブコが復活しましたー!
川窪万年筆で調整 してもらってもマトモに書けなかったペルナンブコ……しょうがないのでメーカー修理に出していました。川窪万年筆でも合計6時間(3回持ち込み)にわたって全力で対応してくれたんです。でも、結局はどう頑張っても、色々な対策をしてもらっても、マトモに書けるようになりませんでした。川窪さんいわく、「地金がおかしい」とか「不良を掴まされた」ということらしかったです。俺も「職人さんが言っているんだから、そういうもんなんだろう」と思っていたのですが、メーカー修理に出すと普通に直って帰ってきました。9万5000円損したと思って、落ち込み捲っていたあの時間はなんだったんでしょうか。
メーカー修理に出すと短くても2週間、長いと1~2ヶ月掛かったりするので近場の職人の方にお願いしたのですが、やっぱり専門でやってないと情報が不足していたり、調整に対して経験が足りなかったりするのかもしれませんね。餅は餅屋、というか同じ餅でも、草餅は草餅屋、桜餅は桜餅屋、という感じで任せた方がいいのでしょうか。大切な万年筆は勝手知ったる職人さんを見つけるか、それがいなければ時間が掛かっても素直にメーカーに出すのがいいようですよ。
急がば回れ……結局まともに書けるまで5か月以上掛かりましたとさ。あはは。
無知だと自分より知っていそうな人の意見を鵜呑みにするしかないので、物凄く無防備な状態なんだと改めて思い知りました。世の中で恐ろしいのは、『無知と思い込み』ですね。
ペルナンブコに関しては色々あって気を揉んできましたけど、結局ちゃんと書けるようになったしオールOK。それら全部含めて、いい経験になりました。楽しんでネタや思い出にできればこっちの勝ちかなぁ。
注) 川窪万年筆さんは評判のよい万年筆屋さんです。俺の場合はたまたまかな。グラフ・フォン・ファーバーカステルは高いので、使っている人が少なく、扱った経験もなかったのでしょう。ペリカンなんかの扱いが多い万年筆なら安心して預けられると思いますよ。きっと。