コノハは照れながら床に仰向けになった。その上にテンリが覆いかぶさる。
「何かウサギに襲われるネコって変な図やなぁ」
「確かに。でもおもろいやん。えいっ!」
「ひゃあっ!」
 テンリは早速、コノハのムネをいじり始めた。
「何かこうして触ってみると、女の子のムネって柔らかくてええなぁ」
「ちょっと、テンリ。そっちの気があるん?」
「今はそんなん関係ないで。ケモノやからなぁ。ガオー」
「ウサギに言われても恐ぁないわ」
 二人で言って、笑い合う。二人ともなんだか乗ってきたようだ。その横でイヌのカリンのムネをキツネのサラがぺろぺろと舐め始める。
「そんじゃ、コノハはわたしが襲ったる」
 テンリはそう言って、コノハに馬乗りになった。
「うわぁ! 上に乗りおった! あはは、くすぐったいって」
 テンリがこちょこちょとコノハのムネを肉球で押す。