皆様、こんばんは。
本日は、2014年1月28日火曜日でしたね。
年末から正月、そして昨日まで、体脂肪と体重を増やしてきたので、職場から2時間弱かけて徒歩帰宅しましたよ。

そんな今日は、購読しているメールマガジン から、
「日本の首相の行動は、世界からどう捉えられているのか」についてです。

【日本の首相は、歴史修正主義者と認識されています】
A級戦犯を祭る靖国神社。そこを政府関係者が参拝する度に、中国と韓国から
「日本の戦争は正しかったって言いたいのか!?」と大きく怒りの声が上がります。
それに対して首相は「個人で、戦争で死した先人を供養しているだけ」と答えます。
日本の一定数の人は、「よくやった!」「反対してるのって中国と韓国だけだし!」「他の国の人も参拝しにきているし!」と首相の参拝を歓迎します。

日本では、たとえ生きている時には犯罪者であっても、死したらば仏となり、
罪は水に流すという考えが、無意識下で共有されています。

ですが、他の国では、そうじゃありません。

罪は罪です。何年経っても消えることはなく、疑いの目は晴れることがありません。

731部隊、南京大虐殺、従軍慰安婦、植民地支配。

「確実な情報がないから嘘だ!」
「やったのは現地の人で、日本人は悪いことしてない!してても戦時中だからどこの国でもやってる!日本だけ責められる謂れは無い!」
という主張もあります。

でも、遭ったと主張し、信じている人がいるんです。
その人の記憶を、想いを「嘘だ」と断じて、どうしてこれからのことを議論できるのでしょうか。

そして、今もまた、
「中韓以外言ってない!だから気にしない!」
と他の国の人の言葉を、自ら聞きに行くこともせず、耳を塞いでしまうのでしょうか。

本当にそうですか?
中国と韓国以外の国は、何の主張もしていないんですか?

「中国のプロパガンダで他の国ものまれているだけ!日本ももっと広告費使いなよ!」
「政治家同士の話だから自分には関係ない!」と切ってしまってよいのでしょうか。


国際連盟を脱退した頃の日本になっちゃうのは嫌です。

日本は、戦争放棄と世界平和をうたっている、自己防衛意識が低すぎるんじゃないかってくらい平和で安全な国です。

大半の日本人の頭には「戦争」の「せ」の字もありません。
というか戦争したことさえ頭にない人もいます。

ぼーっとした人でも、国民皆保険制度や生活保護等で生きていける、自然と一緒に生きている平和ぼけしたいい国なんです!



それをきちんと伝わる言葉で、一貫した態度で伝えないと、
「日本は、歴史を修正し、侵略国であるということを、罪があったということを忘れて、再び戦争をしようとしている!」と思われてしまいます。

いつか自分自身もしくは自分の家族が、他の国の人と繋がった際、顔で笑って、心で眉を顰められない出会いになるよう、
他国の言葉を受け止めて、自国の誤解を解いて、平和で経済面でも困窮しない素敵な国にしていきましょーです。


以上、「ロシア政治経済ジャーナル」を読んで、書いておかないとと思ったことでした。



【大事なこと】
「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」(日本国憲法前文 より)

【情報ソース】
「 ロシア政治経済ジャーナル No.1018 2014/1/26
http://archive.mag2.com/0000012950/20140126133956000.html

【RPE】【靖国問題】★北野、あまりのひどさに愕然としました。天を見上げて日本の未来を憂いました」より全文引用致します。

=引用開始=
触れたくないテーマ(靖国問題)に関する話がつづきます。
私も無視しようかと思ったのですが。
「日本のため」に、仕方なく書くことにしました。

今回のお話、
●【靖国参拝】★中国の罠にはまった安倍総理

http://archive.mag2.com/0000012950/20131228140549000.html


●【靖国参拝】★総理が「中国の罠」にはまった具体的影響がでは
じ めました

http://archive.mag2.com/0000012950/20140108000000001.html


●【靖国参拝】★米英中ロは、何を恐れているのか?

http://archive.mag2.com/0000012950/20140110000000000.html

と深く関連しています。
まだの方は、最初にこちら↑をご一読ください。

▼RPEの分析方法とは?
RPEは、他の媒体と根本的に違います。
何が異なるのでしょうか?

世界には、いろいろな情報ピラミッドがある。

・米英情報ピラミッド(日本はこの支配下にあり、独自の情報ピラ
ミッドをもたない。)
・欧州情報ピラミッド
・クレムリン情報ピラミッド
・中共情報ピラミッド
・イスラム情報ピラミッド
などなど。
で、日本は、米英情報ピラミッド内にあり、いいように洗脳されてい
る。

いわゆる国際人とよばれる人も、ほとんどは「米英情報ピラミッド」
から情報を得ている。
彼らは、英語のニュースを見たり、英字新聞・雑誌を自由自在に
読めたりする。
それは、とてもすばらしく、大切なことですが、一歩間違えば「ます
ます深く米英情報ピラミッドにはまってしまう」結果にもなりかねませ
ん。

RPEはどうなのか?
RPEは、米英情報ピラミッド、クレムリン情報ピラミッド、欧州情報ピ
ラミッド、中共情報ピラミッド、(必要ならば)イスラム情報ピラミッド
を自由自在に行き来します。

だから、RPEは「すべての情報ピラミッドを超越している」のです。

「米英情報ピラミッドではこういっているが、他の情報ピラミッドでは
こういってるよ」
と比較できる。

それで、アフガン戦争、イラク戦争、ロシア─グルジア戦争、リビア
戦争、シリア戦争計画、イラン問題
などについて、日本では全然見かけない情報を出すことができた。

そこに人(=情報提供者)は介在していません。
いえ、正確にいうと、人を通じて情報は常に入ってきています。

しかし、特定の情報源を信用しすぎると、逆に利用されることがあ
る。
テレビで日本の有名評論家さんたちのお話を聞いていると、「あ~
この人は、情報源から利用されているのではないか」と感じること
があります。
その場合でも、「95%くらいは正しいことをいって信用を得て、5%
くらい嘘をいってミスリードする」のでとても判別しにくいのです。
(もちろん、ご本人に悪気はないと思います。)


▼参加者
今回は、珍しく人から入ってきた情報です。
出演者はロシア人3人。

1、ロシアの国営通信社に勤務する女性幹部。
彼女は、国営通信社にいますから、それこそ、世界中の情報を
得ることができる。
そして、「世界でどんな報道がされているか?」を詳細に知ること
ができます。
彼女を、仮に「国際情報通のAさん」としましょう。

2、中国通。
彼は、中国語がペラペラ。
中国とのビジネスで財をなしました。
今は、会社の運営を人に任せ、セミリタイア中。
大学で「気功」を教えたりして、気楽な生活をしている。
とはいえ、上層部を含む中国人とのつながりは、常にあります。
彼を「中国通のBさん」と呼びましょう。

3、日本通。
最後の一人は、日本に住んだ経験もある日本通。(女性)
90年代に「日本経済」を学び、「ロシアの行くべき道はこれだ!」と
確信した。
しかし、日本がアメリカ型に変質したのでとても嘆いています。
「わびさび文化」「日本の建築」が大好き。
アニメ「精霊の守り人」をこよなく愛する日本びいき。
彼女を、「日本通のCさん」としましょう。

4、観察者 北野
日本の立場を弁明しようとすると、ヒートアップするので、黙ってい
ます。
彼らの意見を変えようと努力するより、「現時点でどんなことを考
えているか?」知る方が大事です。


▼日本は「攻撃的政策」を意図的に進めている?!
国際情報通のAさんがいいます。
「それにしても、日本はここ一年で変わったわよね。
世界中で、安倍総理は『攻撃的政策』(アグレッシヴナヤ パリ
ティカ)を進めていると報じられているわ!」

日本通のCさんが聞きます?
「靖国のこと?」

国際情報通のAさんが答えます。
「そうよ。
世界が反対しているに、それを強行する。
どう考えても『意図的に挑発している』としか思えないでしょ?」

日本をこよなく愛する日本通Cさんは、日本をフォローします。
「安倍さんに、挑発する意図など全然ないわよ。
彼は、特定秘密保護法で支持率が下がったから、支持率をあげたか
っただけよ」

国際情報通のAさんはいいます。
「そんなこといっても、信じる人いないわ。
安倍さんは『総理大臣』なのだから、自分の言動の結果をあらかじ
め考える必要があるわ。
あらかじめ考えたら、世界が反対することはわかるはず。
わかっててやったのなら、『意図的に挑発している』ことになるじゃな
い?」

日本通のCさんはいいます。
「そう。
総理大臣なら、自分の言動の結果をあらかじめ考える必要がある
でも考えない、いえ『考えられない』総理大臣もいるのよ。
安倍さんは、『考えられない総理大臣』なのよ。
だから、彼に『世界を挑発する意図』なんて全然ないわ」

自国の総理大臣について、ここまでいわれて、北野(心の)刀に手
がのびました。
しかし、深呼吸して、グッとこらえます。

国際情報通のAさんが、つづけます。
「まあ、『意図的かどうか』はいいとして、結果は同じだわ。
だって、安倍さんの言動には一貫性があるじゃない?
『日本を取り戻す!』
『東京裁判は勝者の断罪!』
『侵略の定義は定まっていない!』
『靖国参拝!』
『憲法改正!』
これらすべては、安倍さんが『歴史修正主義者』であることを示して
いるわ。
つまり彼は、『悪いのは日本ではなくて、ロシア、アメリカ、中国、イ
ギリスだと歴史を書きかえたいのでしょう?

ここに至って日本通のCさんも反論できなくなります。
日本通のCさんは、「・・・・・・・まあね~。彼が歴史修正主義者であ
ることは確かよね」と暗い顔になりました。

▼中国は・・・
国際情報通のAさんは、中国通のBさんに話をふります。
「ところで、中国はどうなの?」

中国通のBさんはいいます。
「そりゃあ、めちゃくちゃ怒ってるよ。
『我々も戦争は望まないが、日本が挑発するのなら一戦やむなし』
という意見がほとんどだ」

私は、「中国人の9割が日本との戦争を支持する」という報道を思
いだしました。
「本当にそうだったのか!」と。

日本通のCさんが、「勝算はあると思っているの?」とたずねます。

中国通のBさんは、
「中国は、日本との戦争に勝利することを確信している。
なんやかんやいっても、最後は『核』で恫喝することもできるしね。
『尖閣をわたすか?それとも核ミサイルを東京におとすか?』
と脅迫すれば、東京の指導者に選択の余地はないと思っている。」

ここで私は、質問します。
「中国は、アメリカファクターをどう考えているの?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中国通のBさんはいいます。
「中国は、『中米は経済的つながりが強すぎるので、中日戦争が起
こってもアメリカは動けない』と考えている。
あるいは、『アメリカが動かない状況にもっていける』と確信している。
いずれにしても中国は、日米分断戦略を一貫性をもってやっている
から、早晩『日米分断に成功すること」を誰も疑っていない。
安倍さんは、残念だけど、完全に中国の手の平の上で踊っている」


「中国は、『日中戦争時、
アメリカが動かない状況を作り出すことができると確信している』」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
「安倍総理は、中国の手の平の上で踊っている」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は愕然としました。

一つは、中国のプロパガンダが、ここまで広く深く浸透しているこ
と。

二つ目は、日本の政治家は、そのことを知らない。
「孤立させられていること」に気づいていない。

「靖国に反対しているのは、中韓だけ。
アメリカの反対はそれほどでもない。
他国は全然気にしていない」
と完全にKY状態になっている。

三つめは、日本のマスコミが、「反対しているは中韓だけ。アメリ
カの『失望』は強い表現ではない。
他国は全然反対していない」とミスリードしている。
それで、国民も「日本が世界で孤立していること」を知らない。

四つ目は、
「安倍総理の言動は、完全に中国のシナリオどおりであること」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
に日本の政治家さんたちが、全然気がついていないこと。

私は、「第2次大戦前も、きっとこんな感じだったのだろう」と思い、
寒気がしてきました。

同じような感じで、日本は満州国を建国。

全世界が反対しても、「たいしたことないね!正義は日本にあり!」
といって、国際連盟を脱退してしまった。

それを日本国民は、「あっぱれ松岡!」と拍手喝采して大喜びした。


もちろん、現状は、当時と比べればマシです。

しかし、安倍総理は、「アメリカ製憲法を改正する!」と固く決意さ
れている。
(私はアメリカ製憲法信者ではありません。念のため。)

結果、
1、日本とアメリカはさらに分断される

2、中国はアメリカから、「日中戦争時、アメリカは不介入」との約
束をとりつける

3、中国、尖閣を侵略

4、日本はアメリカに助けを求めるも、アメリカは「歴史の見直しを
求め、軍国主義化している日本を助けるわけにはいかない」と
無視

(●もっとありがちなのは、助けるフリだけして、戦闘には参加しな
い。
例、ロシア─グルジア戦争時の米軍の動き。)

5、尖閣は中国の実効支配下になる

こんな未来が見えてしまいました。


私は帰り道、天を見上げて神々に祈りました。

「どうか日本をお救いください。

『いつか来た道』に日本をおいやらないでください・・・」

神々からの答えは聞こえません。(涙)

●日本を確実に救う道は存在しています。
メルマガでは長くなりすぎて書ききれません。

詳しく知りたい方は、こちらをご一読ください。

自分で書くのもなんですが、これは本当に「日本を救う道」です。 ↓

=引用終了=
「日本を救う道」に関しては、直接ロシア政治経済ジャーナルよりごアクセス下さい。北野氏のご著書の紹介となっていますので。
http://archive.mag2.com/0000012950/20140126133956000.html



【アメーバニュースより】
安倍首相のFB靖国参拝後 いいね!8万件も保守派内で議論も
http://news.ameba.jp/20140116-43/

http://www.news-postseven.com/archives/20140116_235828.html

2014年01月16日 07時00分 提供:NEWSポストセブン
 安倍晋三首相は昨年12月26日、靖国神社を電撃参拝した。それに対して真っ向から冷や水を浴びせたのは中国ではなく、在日米国大使館だった。ただちに「米国政府は失望している」という声明を発表したのだ。それを皮切りに、米国務省、ロシア、EU(欧州連合)が次々に非難声明を出した。皮肉なことに、首相の靖国参拝は支持基盤の保守派にも議論を呼んでいる。

 安倍首相が靖国参拝直後、フェイスブックに〈御霊安らかなれとご冥福をお祈り致しました〉と書き込むと、約42万人のフォロワーからの「いいね!」は一気に8万件を超えた。ネットの支持率調査でも参拝支持派が7割に達し、逆に参拝に失望声明を出した米国大使館のフェイスブックは、「内政干渉だ」「日本だけに我慢させるな」といった抗議の書き込みで大炎上した。

 こうした状況を、必ずしも保守派が諸手を挙げて歓迎しているわけではない。ベストセラー『靖國論』で靖国神社の重要性を説いた漫画家の小林よしのり氏はこういう。

「安倍首相のフェイスブックに書き込んでいる若者たちは、反中・反韓の偏狭なナショナリズムに染まっている層が多い。だから中韓に喧嘩を売るような安倍首相の行動を持ち上げる一方で、米国大使館のフェイスブックを炎上させる。

 では、日本が中韓と断交し、米国の支援なしで自国だけで戦えるのかというと、できないでしょう。結局、子供(安倍首相)が親(米国)の許可なく近所(中韓)とケンカして、それを親に叱られて駄々をこねているようなもの。そんな情けないものは、保守でも何でもない。

 彼らは靖国神社の本質さえわかっていない。靖国神社は戦争で国家のために戦い、命を捧げた人々を顕彰する施設です。そこで『不戦の誓い』をするのは、保守派が否定してきた河野・村山談話と同じことで、本来は英霊に失礼なはず。

 第一、中国の軍隊が尖閣に上陸したら、日本は戦わないのか。靖国神社で不戦の誓いをするのがいかに矛盾している行動か、そんな理屈は米国にも通用しません」

 事実、2014年の自民党運動方針案の「靖国神社への参拝を受け継ぐ」という項からは、保守派の反発があり「不戦の誓い」という記述が削除された。

 それでも、安倍首相の意識は依然、ネットの支持層に向いている。首相就任以降、3万件台で推移していたフェイスブックの「いいね!」が12月に1万件台半ばまで半減したことを懸念し、靖国を参拝しなければ保守派のコア支持層を失うと危惧していたという。それが参拝後に8万件まで「いいね!」が急増したことを喜んでいたと、自民党関係者はいう。首相は今後の参拝への意欲も表明し、もはや後戻りできない状況にある。
※週刊ポスト2014年1月24日号

首相靖国参拝 財界・官僚は「ちょっと失敗、やめとけ」反応
http://news.ameba.jp/20140117-51/

http://www.news-postseven.com/archives/20140117_235848.html

2014年01月17日 07時00分 提供:NEWSポストセブン
 安倍晋三首相の靖国参拝をめぐり中韓などは激しい非難を繰り返しているが、実は国内にも火種が潜んでいる。外務省OBの孫崎享氏(元外務省国際情報局長)、天木直人氏(元外務省駐レバノン大使)の2人が緊急対談した。

孫崎:靖国参拝をしたことで、安倍支持の右派グループのなかで変化が起きると私は見ています。日本の右派グループは大きく分けて二つあり、一つは非常にナショナリスティックな民族派、もう一つは対米追随派です。靖国参拝や憲法改正について民族派は支持しても、アメリカの反発があるなら、対米追随派は支持できなくなる。だから、右派グループが股裂きになっていくと見ています。

天木:ただ、財界人や官僚などの保守層、というか支配層の本音は、安倍さん今回はちょっと失敗したな、今日も株価が下がっているぞ、靖国なんかやめとけよということでしょう。アメリカを怒らせたらろくなことがないぞという。

孫崎:安倍首相の本質も、対米追随だと思うんです。アメリカにいわれたことはなんでもするが、他方、国内においては、靖国参拝だ、憲法改正だと、あたかも対米自立派のように振る舞ってきた。ところが、靖国参拝がアメリカを怒らせることがわかり、その矛盾が露呈してしまったわけです。

天木:しかし、いまさら安倍首相は対中・対韓で弱腰の姿勢を見せられないから、方針を変えられない。非常に苦しい状況に追い込まれますよ。もう誤魔化しではどうにもならない。

孫崎:1回行った以上、今年は靖国に行かないというわけにはいきませんからね。

【プロフィール】
●孫崎享(まごさき・うける):1943年生まれ。外務省入省後、外務省国際情報局長、駐イラン特命全権大使などを経て、2009年に退職。著書に『戦後史の正体』『アメリカに潰された政治家たち』など。

●天木直人(あまき・なおと):1947年生まれ。外務省入省後、駐米デトロイト総領事、駐レバノン特命全権大使などを経て、2003年に退職。著書に『さらば外務省!』『さらば日米同盟!』など。
※週刊ポスト2014年1月24日号

中国メディア ドイツで日本が中国に「論破」とのデマ流した
http://news.ameba.jp/20140127-45/

http://www.news-postseven.com/archives/20140127_238426.html

2014年01月27日 07時00分 提供:NEWSポストセブン
 日本人が知らないところで、日本は中国に歴史認識で“論破”されたことにされている。「靖国参拝をめぐりドイツで日中外交官が舌戦、勝利の中国に拍手『日本は落胆して退場』」(香港・文匯報)──中国メディアはこのニュースを世界に拡散しようとしている。

 中国メディアの報道によると、1月15日に在ミュンヘン中国大使館が開いた記者発表会に、日本総領事が出席しており、靖国の話になったという。

 そこで日本総領事が「安倍首相の靖国訪問は、平和への姿勢を示すものです」と訴えたところ、中国大使が「A級戦犯に対して敬意を表する靖国神社を参拝することが、平和を願う姿勢であるとは思えないし、日本が真摯な態度で歴史への態度を示しているとは感じられない。日本の政治家は、ドイツを手本にしてもっと学んでほしい」と徹底反論。

 これにぐうの音も出なくなった日本総領事は途中退場し、会場は“中国の勝利”に惜しみない拍手を送ったというのだ。

 両者のやり取り、日本総領事の退場、そして会場の拍手はすべて映像に収められ、中国国営放送CCTVがネット配信し、世界に喧伝している。これについて外務省はどう認識しているのか。

「中国メディアで報じられている内容は事実とは異なります。総領事は靖国参拝の意図などを説明するとともに、中国の軍事費の増加や防空識別区設定の意図等についても質問したが、中国大使は正面から答えることなく、日本批判を展開した。同一人物による再質問は許可されておらず、総領事はこれ以上の発言は不可能と判断した。

 また、講演の最後には儀礼的に聴衆から中国大使に対する拍手が起きるだろうから、その場にとどまることは適切ではないと考え、不満の意を表すために途中で退席した」(外務省報道課)

 中国のデマだと怒り心頭なのだ。中国は常にこうした謀略を仕掛けようとしている。

※週刊ポスト2014年2月7日号

安倍首相のFB靖国参拝後 いいね!8万件も保守派内で議論も
 安倍晋三首相は昨年12月26日、靖国神社を電撃参拝した。それに対して真っ向から冷や水を浴びせたのは..........≪続きを読む≫